山口雅三＆恵子の「夫婦（めおと）釣り善哉」

１１月３０日、北日本は大荒れ、低気圧が980hpaとは強烈。若狭湾は高気圧で完璧な冬型。太平洋は快晴。そうなると太平洋側の釣りはオモローになるんでしょうね。でもこの日はよう荒れてました。北北東の風が吹きまして出かけた鳥羽の湾に風波は立ちますが幸運にもこの風では絶対うねりません。安心です。（きっと熊野あたりは天国だったでしょう。）朝から「フィッシング遊歩道」の大谷善正さんのエリアを抜けて鳥羽に向かいます。途中美しい朝日を目に出来たのが幸運です。マリーナですね。漏れて反射した銀泥色のシルエットは晴れた澄んだ空気にしかでないものです。

朝のマリーナ

ヨットに露出を合わせると・・・こんな感じ

何はともあれ真鯛です。ウタセ真鯛にチャレンジしました。昨年は２５㌢クラスを３０匹でした。今年はサイズアップを狙っての釣行です。聞けば早くから青物が釣れていたという事で願わくばワラサを一匹でも・・・。
　

何しろこの荒れ模様！

鳥羽に８時半について海に出ると別世界。思っていたより速い潮。しかも大型船をも揺らす風波。揺れ。横風。（言い訳は羅列しましたが）何しろアタリが取れません。この釣りは錘を付けたフカセ釣り。潮との調整が非常に難しく感じてしまう今日の釣りです。昨年は真下に仕掛けが落ちたと思いますが・・・あ～難しい。
１５度の角度で流れていきます。（国崎にＴＶ取材釣りに行っていた安田さんが「めっちゃ、潮が速かったでしょう」と言ってました。）
それでも常連の師は名人です。釣りますねー。指先で糸を操作しいてます。集中力が違います。波をもろともしません。仁王立ち、凄みすら感じます。
私にもカミサンにも時合いが来ました。小型でも真鯛が美しいので思わず嬉しくなります。岐阜の名人伊藤さんはメジロ（ワラサ）を釣りました。