イカしゃぶとレンコの醤油漬けUpdate:08.12.17
福井県の小浜沖で釣れたマイカは、船宿に勧められてしゃぶしゃぶにして食べてみました。イカしゃぶなんて初めてです。胴を開いて薄皮を取り、身を薄くそぎ切りにしておきます。ほかの具材は魚ちりの時と同じで、特に必要なものはありません。昆布でダシを取って野菜や豆腐などを煮ながら、沸騰してきたらイカの身を箸でつまんで、さっとすすぐように熱湯にくぐらせます。煮すぎると身が硬くなるので、身の表面が白濁したところでさっと上げると、身の芯は半生状態。これを紅葉おろしを添えたポン酢でいただきます。

マイカの身は、薄くそぎ切りにしておきます
熱湯にさっとくぐらせるだけで身は反りかえり白濁します
身のねっとり感は少し失われますが、その分、歯ごたえがよくなるし、しばらく噛んでいると身の甘さとポン酢の酸味が融合して、得も言われぬ味になります。それに、あっさりしているので、いくら食べても食べ飽きないのです。お造りで食べるのは限界がありますが、しゃぶしゃぶだと一人で2、3バイはぺろりと平らげてしまいそうです。

レンコダイの醤油漬けです。関西ではみりん干しと呼んでいますね
この日の食卓には、もう1品おいしいものが登場しました。レンコダイの醤油漬けです。これは釣ったのではなく、船宿でいただいたものです。醤油にみりんを加えたタレに2、3時間漬けこんで、約一日、浜風で干し上げたものですが、塩気を含んだ浜風がうま味を増してくれるのだそうです。これは山の風でも、ましてや都会の風では、こうは旨くならないそうです。さっと炙っていただきましたが、甘くもなく辛くもなく、ほんとにええ塩梅で、酒の肴に最高でした。

マイカの身は、薄くそぎ切りにしておきます

熱湯にさっとくぐらせるだけで身は反りかえり白濁します
身のねっとり感は少し失われますが、その分、歯ごたえがよくなるし、しばらく噛んでいると身の甘さとポン酢の酸味が融合して、得も言われぬ味になります。それに、あっさりしているので、いくら食べても食べ飽きないのです。お造りで食べるのは限界がありますが、しゃぶしゃぶだと一人で2、3バイはぺろりと平らげてしまいそうです。

レンコダイの醤油漬けです。関西ではみりん干しと呼んでいますね
今井さま
イカしゃぶ、うまそうッスね~。ぷりぷりの歯ごたえが…想像しただけで、ヨダレが止まりません。
わが家も先頃、カワハギでしゃぶしゃぶしましたが、最高でした。
今年は日ノ岬沖のカワハギが絶好調ですね。1人で40匹なんて釣果も出てますよ!
Tさん
カワハギ釣り行きたいけど、もうちょっと釣運が上向いてからにします。いま行ったらオデコになるかも。
今井さま
そんなに調子が悪いのですか?困ったモンですねぇ…。
まあ、正月にうまいお酒で腹の底から清めれば(?)、運気もかわりますよ。
これからますます寒くなりますが、風邪などひかぬようご自愛下さい。