山口雅三＆恵子の「夫婦（めおと）釣り善哉」

２００８年夏休み最終日、宿題が終わっていない子供さんは参加できません。毎年恒例の魚丸興業（本社　中央区心斎橋）主催のバーベキューパーティーが有田川の粟生地区で行われました。
きっと主導権は私にあると確信しつつ準備を進めました。
日本列島は、近畿四国をのぞいて２６日、２７日は集中豪雨が各地に甚大な被害をもたらしたとあって、実際に川で行うパーティーにとまどいを感じつつ実行するか取りやめるか悩むところです。
この時期の気象庁の天気は「晴れ後曇り、時々雨、所によって雨」。なんとでも解釈できる予報・・そこで近所の川に精通するひとに問いあわせ。「雨？大丈夫だよ・・今のところは」。「川？平水だよ、濁りもないし・・今のところは」なんてはっきりしたあやふや回答で向かうことにしました。メンバーは良く行く料理店「一三屋」「二四屋」のメンバーと我々釣り仲間、合わせて３５人。
食材は皆持ち寄りで「鮎」をはじめ、サザエ、エビ、イカ、タコ、鮭、真鯛、鰹、鯖、アジ、シオ、鱚、宮崎牛、近江牛、伊賀ウインナー、焼きそば、かまぼこ。地方から取り寄せたり友達が調達したりと本場の食材が色とりどり。フルーツはスイカ、なし、桃、オレンジなどたくさん用意してくれました。（私の好きな物ばっかり）雑炊の米は魚沼産コシヒカリです。

行きしなに見つけたザクロ。

早速有田川に沿って上っていきます。途中熟し始めたザクロがありました。もうちょいで口を開けそうです。
九時過ぎに三々五々集まり始めました。急な坂を下ったところに構えます。最近体力が無くて荷物運びもすぐ息が切れます。若い人募集しましょう。ターフを張ってしばし鮎釣りを。先陣切って松尾、竹田の両名は朝から入って数匹ずつGET。そうこうしていると第２陣が到着。このころは日差しも強くてすぐに汗だらだら。さあ、板前も揃い、食材も揃ったところで料理の始まりです。鮎は７５本串に刺します。魚は板さん達が裁いてくれます。炭に火を付け怒らせます。この辺から暑さ（熱さ）との戦いです。まずは魚介類から。