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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

<<大荒れ!貧果。とほほほ 沖縄の味>>

強風をついて出船、魚はいたけど...Update:08.12.25

 サンテレビ「ビッグフィッシング」のロケで沖縄へ釣りに出かけました。新春の1回めの放送が1月1日の元旦なので、いつもとは違う釣りにしようと沖縄を選んだのです。初日のロケ地は、沖縄本島の南部にある漁師町、糸満。サバニと呼ばれる独特の小船で、赤道直下の島々まで釣り歩いたという伝統の漁師が数多く輩出した漁師町なのです。
 糸満の西崎漁港から船を出して、流し釣りで本土のマダイに匹敵する人気魚、シロダイやタマミ、小型のヒラアジなどを狙う予定でした。でも、出発の前日になって強風で船が出せないという電話が入りました。今回は忙しいオール阪神さんも一緒なので、いまさらスケジュールの変更は出来そうにありません。急遽、沖縄に住む釣り人に連絡を取って、強風でも船が出せる場所を探していただいたのです。それが、中城湾の粟瀬漁港を基地にする若潮丸でした。
 神戸空港を早朝に発って中城湾の粟瀬漁港に到着したのが午後1時ごろでした。若潮丸の船長は、ちょっと強面の當眞進さん(本当はとても親切でした)。挨拶もそこそこにすぐ出船です。
 湾内は静かでしたが沖へ出ると強風が舞っていました。ここの釣りは、アンカーを下ろして撒き餌しながらかかり釣りです。狙う魚は、現地でヨナバルマジクと呼ばれるタイワンダイや小型のヒラアジ、フエフキの仲間などです。船を魚礁の近くに掛け、撒き餌しながら魚礁についている魚をおびき出して釣るのですが、周りが砂底のため、風が強くてアンカーが効かずに苦労しています。1時間以上もかけてようやく船を掛け終えました。
 オール阪神さんと並んで、トモから竿を出しました。陸からの風なので大波は立ちませんが、それでも結構揺れがひどいのです。竿は2・7mのものを用意したのですが、置き竿にしておくと船の揺れで仕掛けが持ち上げられて落ち着きません。胴の間から竿を出している船長と助手は、3・6mぐらいの長竿を使っていますから、船の揺れは竿が吸収してくれます。この違いが釣りに出ました。
 僕たちに掛かってくるのは、フエダイやハタの仲間で30cm以下の小物ばかりです。ところが同じ釣り方なのに船長も助手も現地でガーラと呼ぶホシカイワリの60cmオーバーを釣り上げたのです。出かける前に現地のかかり釣りを少しはリサーチしておいたのですが、竿の長さまでは考えなかったのが敗因でしょうか。こうして初日が終わりました。

期待に胸が膨らむ
何が掛ったのか...、期待に胸が膨らむ
フィニッシュ
魚が浮いた。フィニッシュ

60cmあまりのホシカイワリ
60cmあまりのホシカイワリを釣り上げた助手
當眞進船長
親切で優しい當眞進船長もホシカイワリを釣り上げた

コメント(2)

2008年12月31日 11:30 | T&T嫁 :

今井さま

いつも楽しく、ためになるブログをありがとうございます。
調べてみると、このブログって今年の1月30日からスタートしたんですね。一年間、楽しませてもらいました。
来年もよろしくお願いします。では、よいお年を!

2009年1月 4日 11:50 | 今井 :

 Tさん、T嫁さん

 年末からずっと和歌山暮らしだったので、パソコンを見る間もありませんでした。ようやく孫たちから解放されてほっとしております。まるで台風一過という気分です。
 予定していた釣りがことごとくダメになり、初釣りもいまだ行けていない状況です。今週から気合を入れて頑張ります。新年会もあるし、新年から少しバタバタしそうです。