鼓の宴
23日のことです。
久しぶりに奈良の街を訪ねました。私達が住んでいたころにはなかった、奈良駅前西口の「奈良100年会館」。ここで「生駒山麓太鼓保存会」祈念公演が行われました。
今年最大の奈良のイベント「平安遷都1300年」の記念事業の一環でもありますこのイベント。この事業そのものが予想を上回る盛況ぶりなのは周知の通り。
生駒山麓太鼓保存会の演題「鼓の宴」は今回「四季の鼓動」というテーマで繰り広げられました。
素晴らしいライトアップと見卸の客席、形は、岸体育館のようなカーネギーホールのような・・・曲線を上手く取り入れたロート状の会場が歯切れのいい音響効果を高めています。《見取り図は乗合船のようでもあります。舳先に客席キャビンがステージ》
保存会の皆さんがまとめ上げる鼓の音色。それぞれが独特の音を持っています。
そして、女性アーチストが細い腕であるにも関わらず男子顔負けの速さと切れで奏でます。
そして、先日豊中稲荷で奉納太鼓をされた蓮風&ゆっこ&梶原さんと鳴神さん。
リズムの速さと正確さで会場を盛り上げます。
蓮風の重厚であってしなやかな音色が会場を包みます。
そして和服ではない、スパニッシュなゆっこさんの妖艶な舞い。
素晴らしいです。梶原さんのフェードインするあたりは勝手に体が動いてしまいました。思わず(ピュ〜ッピュ〜ッ)指笛。シンバルは大切にしましょう。
ほんの少しだけでした。友岡さんの演奏ももっと聞きたかった。
鳴神さんも力強いし!
生駒山麓保存会の皆さまもたくさんの感動を与えてくださってありがとうございます。これからもがんばってください。
(インスタントカメラで申し訳ないですがいくつか写真で御紹介します。
手持ちなので微妙にぶれています。)