串本でウキのイベント実釣会参加。Update:2008/05/29 Thu
日曜日串本に行って参りました。ウキの老舗メーカー「釣研、全遊動ウキ」のキャンペーンのお手伝いです。当日は徳島から名手立石宗之さんを招いての実釣キャンペーンですが残念ながら朝のうちからとてつもない暴風雨です。
渡礁したのは風光明媚な景勝地で有名な橋杭岩の２番です。
ここに上がるのは久しぶりですが、カミサンと上がるのは今回が初めてです。ここの場所を取りたかったのですが自分でも立っているのがやっと・・・と言うくらいの風と雨で、
なかなか大変な状況です。カミサンもウキをポイントに入れられずに苦労しています。
何とか弁当船までは頑張ろうと奮起するも徐々に力が衰えてきます。何とかここで１尾グレを釣ったきりで小鯖が沸いて、あれやこれやしたくてもなかなか思うように出来ません。
やっと弁当船が見えた頃風も少しずつ止んでは来ましたが、全くの風裏ということで、他のメンバーがいる「鉛山（かなやま）」に行きました。
雨はまだ止んでいませんでしたが、ここで弁当をすましてからのカミサンに変化が現れました。いつものように手前に撒き餌を入れて、風にちぎられた海草や木の破片などが浮いて近寄ってきた釣りにくいポイントから、一人大きく竿を曲げました。朝からそこで釣りをしていた方々も、丁度、小休止と言ったところ。
手前では小型のグレが撒き餌に反応して乱舞しているのは見えていたが、その場所ではなくやや離れた沖目を始終狙っていた。その結果穂先を幾分たたいて上がってきたのは和歌山で言う「愛、あい」・・つまり「アイゴ」。しかしそれでも４０�僂剖瓩い修譴覆蠅隆箸里靴覆蠅蓮⊆�りの雰囲気に活気を与える。
そしてその興奮もさめやらぬうちにまたもやカミサンが大きく竿を曲げました。さっきのアイゴとはまた少し違うような。海面を見ると白っぽい。真鯛かな？。と思ったけどカミサンは「違う、違う！」と。すでに掬い役が身に付いている旦那が玉網を持って待っていると、海面に抵抗しながら浮いてきたサンバソウ。カミサンは「石鯛」と言ってますが。それでも立派です。1.5号の糸、1.25号の竿で「かなり面白かった・・」と肩で息をしながら弾んだ声で喜んでいました。
名人の立石さんも実釣講習会ではかなり食いが渋った中から鯖等の餌取りをかわし順調にグレを釣り上げます。さすがです。
和歌山の友達、宮井さんも三重の笠見さんもウキの特性を生かし納得の釣果を得ていました。楽しくて充実した実釣講習会でした。宮井さんが釣研ダートフォース餌木でイカを十数匹、大きなガシラもゲット。この威力には感心しました。
外海に出られればまた面白い結果も出たかも知れませんがここは安全第一。皆さんも楽しい釣りをしましょうね。
帰って早速調理したグレしゃぶ、石鯛しゃぶは絶品でした。
