山口雅三＆恵子の「夫婦（めおと）釣り善哉」

在りし日の小西さんと言えば我々にとっては映像の中の人・・・でも昔を辿って偉大なる先輩方に聞けばその功績は大きかった・・・との声を聞きました。
高松磯ク、全日本サーフ、OACと・・

小西さんをいろいろ調べると1947年徳島大学工学部を卒業後、徳島新聞、毎日新聞で記者を務めて、支局勤務中に各地で釣りの愛好会を結成。
1976年、50歳を目前にして毎日新聞を辞し、長男の小西英人さんと共に当時唯一の釣りの専門誌『週刊釣りサンデー』を創刊しました。
当時のベストセラー『魚のすべて』や『さかな大図鑑』は急いで買いに行った物でした。サンテレビの釣り番組ビッグフィッシングにも長年にわたって解説者として今井さんと出演されていたのを昨日の事のように思い返します。

投げ釣りの名手としても石鯛の名手としても番組でその独特な楽しみ方を広めてくださいました。海外と言えば巨大イトウやバラマンディー。グレートバリアリーフのＧＴ。サメの風船ウキ・・・いろいろ覚えています。
話題に尽きないひげのおじさんて感じでした。

当時作られた「グレを憎む」魚拓のバンダナが関係者に配られたのがもう１８年ほど前。４枚一組で未だに我が家で使っています。

小西さんは、魚釣りを後世につなげるための自然保護の大切さを力説し、環境問題や大阪湾の乱開発を告発、大阪湾の環境保護運動に取り組む活動や様々な活動を惜しみなくやってこられた事は有名です。

今井さんのブログにあるように、まだお屠蘇気分の抜けない今年の1月7日、残念ながら逝去されました。その偲ぶ会に出かけてきました。


行けば往年の名手、著名人、釣りサンデーの元社員の方々から３００人近い方々。
みな思いは同じ。お疲れ様でした。合掌。
ご冥福をお祈り致します。