大阪ミナミ道具屋筋Update:2009/04/30 Thu
この道具屋筋は素人ならばちょっとしたマニアックな世界に踏み込んだ気がします。専門的な道具から、包丁、お茶碗、杓文字(杓子)、お箸、お重、看板・・等お店を開くのに都合の良い商品がびっしり入っています。今日は「おしゃもじ」を購入しに参りました。

新しいお店ように物色

道具屋筋で

年中人の絶えない花月前のたこ焼きや
今度泉南の青空市場で買い出しをして近くの某氏のところで大宴会を開くという構想が持ち上がり、炉端風コテージ??で盛り上がろうという公算。そこでお玉(優しく「お」を付ける時代が長かったみたいです。オタマジャクシはそこから来ています)を買いに来ました。こだわりすぎて木で出来た掬いにくいお玉が良いそうです。掬いにくい物は売っていないと思いますが・・・。

美しいお重を見て回りました

輪島漆の夫婦箸を買って帰りました
例えば杓子を「杓文字」と言ったのは芸子さんの話です。昔の芸子はんは品のよう出来たおかたはんですから、櫂の杓子も漁師みたいで恥ずかしゅうあって櫂杓子とは言えず、杓の付く文字の・・・御杓文字で「おしゃもじ」となったようです。口にするのは恥ずかしいとあって頭文字でくみ取ってくれということらしいです。「ほの字」などは「惚れてる」と言う意味ですね。「ハの字」は「恥ずかしい」なのでしょう。
「三の字」はなじみがありますが関係ないみたいです。

金森さんの釣り百景
それはおいといて。
東大阪で「浮世絵釣り百景」なる催しがあります。
東大阪市民美術センターです。
五月十五日(金)〜六月二十一日(日)まで
関西の釣りでもおなじみの金森直治さん(釣り文化研究家)のコレクションです。浮世絵に見る日本の情景を語る物で釣りにこだわって展示してあるそうです。五月三十一日は鮎釣り名人村田満さんと金森さんの「釣りを楽しむ」をテーマにトークが予定されています。
主催は東大阪市です。東大阪のホームページから問い合わせできます。
入館料は¥300円です。10時から17時。興味ある方は是非出かけてください。
くんくん、なにやら楽しそうなにおいが・・・。