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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

タイカブラの釣りはお好き?

いまは、もう秋…明石海峡大橋に秋の雲が掛かっていました

いまは、もう秋…明石海峡大橋に秋の雲が掛かっていました

 「帰る間際はアタリっぱなし、ようやく食い気出てきたみたいやから出てきませんか」という電話をいただいた。
 釣り場は、明石海峡。釣り方はタイカブラ。タイカブラといえば、過去に一度だけ鳴門海峡でやったことはあるのですが、超初心者。それでも、アタリっぱなしだというから、1匹ぐらいは釣れるかもしれないと、出かけてみることにしました。

 午前5時半過ぎ、明石前のポイントからスタート。タイカブラの釣りは、カブラを底まで落としたら、素早く巻き上げてタナを探り、アタリがないようだと、再び底まで落として巻き続ける単調な釣りです。
 こういうシンプルで単調な釣りほど、経験がものをいうし、釣果にも差がつくものです。何しろ初めてやったのが5年ほど前で、それ以来、試みていないから見よう見まねでやるしかありません。
  明石前では、アタリもないまま淡路島の岩屋寄りの場所に移動しました。この間にマダイやメジロが上がったのですが、僕にはお呼びがかかりませんでした。
 潮がよくなったのか、岩屋沖では待望のアタリが出ました。でも、そのアタリはコツンと1回きりで後が続きませんい。
 本当ならアタリが出てもひたすらリールを巻き続けていると、コンコンからゴンゴンに代わり、やがてドスンと竿を締めこんでくるのですが、食いけがないのか、コンのアタリで終わってしまうのです。
  この日、アタリがあったのは3度。そのいずれもがコンで終わり。したがってこの日は、僕を含めて4人がボーズに終わりました。
 釣れる日もあれば、釣れない日もある、それが釣りの面白さだと分かっていても、釣れない日は落ち込むものですね。なんでもいいから思い切り釣って、憂さ晴らしがしたくなりました。
 
  • 珍しい?タイラバにグチが食ってきました

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  • この日、初のマダイです

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  • こんなメジロが2匹出ました

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  • 型のいいガシラも釣れました

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  • これが“今日イチ”のマダイです

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