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頭部が黒くなった雄のマダイ。この黒いのが婚姻色で乗っ込みが始まった合図でもあるのです |
瀬戸内のマダイには振られましたが、その前に出かけた和歌山県の印南沖では、顔に真っ黒な婚姻色が現れた立派なオスのマダイが釣れました。
この日は奈良に住む釣友の近藤さんと出かけたのですが、低気圧が接近していて午前中から大荒れになる予報が出ていました。
でも、港に到着したとき、海は嵐の前の静けさでしょうか、波音ひとつ聞こえなかったほどです。船長も午前９時ごろまではやれるだろういうので、勇躍出船したのです。
なにしろ荒れる予報が出ているので、落ち着いては釣れません。短期決戦とばかりどんどんマキエをし、タナを探ったのがよかったのでしょうか、荒れる前にバタバタっとマダイが釣れて、早々に逃げて帰りました。
それにしても、荒れてくる海を目の当たりにしたのは初めてでした。船の近くは、まだ嘘のように静かなのに、生暖かい風が吹きだしたかと思うと、沖の方からざわざわと波が押し寄せてくる音が聞こえるのです。そして、しばらくするとまるで津波のように、白波を立てて大きな波が押し寄せてくるのです。もちろんその前にアンカーを上げ、船を走らせていましたが…。
釣れたマダイは、７０�僂鯑�に二人で７匹でした。ほかにアジやイサギなども混じりましたよ。
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ラストの一投で近藤さんも６０�僖�ーバーのマダイをゲット。嬉しそうです
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これはベラ科のイラです。近藤さんが食べた感想は、余り美味しくなかった、そうです
