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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

ゴマサバ変じて…ガシラ‼

某月某日。といっても、二日前の出来事です。
奈良市に住む近藤さんと久しぶりに明石へタコ釣りに出かける相談が出来上がっていました。
ところが前日になって…
「淡路沖でゴマサバが釣れr出したみたい。おやじの船はタコ一本で行くみたいやけど、若船長の船はサバとタコの両方やるみたいやで、どっちにする?」
ここで、はたっ!と考えたわけではなく、つい、欲の皮が突っ張ってサバ&タコのリレー釣りにしましょか、と返事してしまったのですが…。
前日のよく釣れたというサバがピタリとなりを潜め、タコをやる時間にまで食い込んで頑張ったのですが、僕の竿には一度のアタリもなし。
いや、全然釣れなかったわけではありませんよ。竿頭はちゃんと5匹も釣っているし、近藤さんも2番手で4匹の釣果でした。船中、僕だけがボーズ。
たまのアタリに喜んだら、それはガシラだったりで、散々な一日でした。
そして、船を上がってから大船長が呟いた言葉が印象的でした。
「こっちのサバはな、きちっと底とって釣る人は、あんまりよう釣らんな。鉛引きずり過ぎてもあかんけど、ちょっと引きずり気味に釣るのがええみたいやで」
僕は、その「ちょっと引きずり気味に釣る」という、ころ加減が分からなかったので、よう釣らんかったんやなと、反省しきりの一日でした。
明石のゴマサバ、もう一回チャレンジや?(首洗って待っとれよとはよおいいませんけど)