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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

イカナゴでなくイカメバルって!何故

 昨日は、「週刊つりニュース」の取材で明石市林崎へ行っていました。
 狙いはもちろんメバル。今年、2回目のイカナゴメバルですが相変わらず状況は厳しく、果たしてどうなりますやら…。
 10人の釣り人を乗せ、靄がかかった林崎漁港を夜明けとともに出船です。
 まずは、鹿ノ瀬に向かいました。







 イケスには元気なイカナゴがたくさん泳いでいます。ちょっとエサには大きいかな?というサイズも混じり始めましたね。





 鹿ノ瀬でもメバルはほんのぱらぱら。釣り場を東浦に変えて岩屋前からエサぴちの沖などを流しますが、反応はイマイチでした。






 ときおり竿が曲がっても…ガシラ、ガシラ、ガシラ。






 こんな大きなイカナゴが食えるんかい?といいたくなるような小ガシラも食ってきます。よほどイカナゴが美味しいんでしょうね。











 そして、この後、海峡筋の深場を流している時、がががががっと竿が舞い込んで、あっあっあっというだけでなす術もなく、1号のハリスがぶち切られて、意気消沈した後…。





 ついに待望のメバル。(といっても1匹目ではありませんが)
 あれがメバルなら尺間違いなし、なんて勝手に想像したり、それともハネだったのかもと一人悔しがったりしていました。



 本当なら今の時期、イカナゴを口いっぱい頬張り、釣り上げた途端に吐き出すようなメバルが釣れるはずなのに、このメバルが食っていたのは”イカ”。どうやらミミイカのようです。
 メバルがいる場所にイカナゴがいないんでしょうか?。それが釣れない原因?と思いたくなるような一日でした。


 終わってみれば…メバルよんひき。
 ガシラはいっぱい。(でもないか)
 船長は、まだメバルが浮いていないので本格的なシーズンはこれからといっています。GWのころが狙い目とか…。