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9月30日、大阪府立体育館で開かれたWBAのスーパーフライ級タイトルマッチを見に出かけました。チャンピオンは六島ジム所属の名城信男選手、挑戦者は同級1位のメキシコ人、ウーゴ・カサレス選手です。戦績は37戦30勝(22KO)6敗1分けのハードパンチャーです。
この日、名城さんの試合を見に出かけるきっかけになったのが、今年の春、サンテレビのビッグフィッシングの取材で一緒に出かけた淡路島のキス釣りでした。その時、オール阪神さんと名城さんが、こんな約束を交わしていたのです。
次回の防衛戦は、かならず応援に駆けつけます。ただし、チャンピオンが勝って防衛に成功したら、もう一度、どこかへ釣りにって、ビッグフィッシングに出演していただけますか、というものだったのです。
で、僕もご相伴にあずかってオール阪神さんと一緒に、応援に出かけたのです。 当日は、大阪府知事の橋下さんも応援に駆け付け、大いに盛り上がったところでゴングが鳴りました。
挑戦者は、左右にスイッチするボクサーファイター。チャンピオンは原点に戻ってを合言葉に、前へ、前へ出るオーソドックスなボクシングを展開し、1ラウンドから激しい打ち合いが始りました。
前半は、相手の変則的なボクシングに戸惑ったのか、何度かいいパンチをもらい危ない場面もあったのですが、そこは持ち前の根性とテクニックで交わし、後半戦へとラウンドが進みました。
一進一退の攻防が続いた後、ようやく相手に疲れが見え、11ラウンドと12ラウンドにもう少しでKOという場面があったのですが、惜しくも逃がしてしまいました。
判定はすでにご存じの通り、引き分けでチャンピオンの座を守ることができました。それにしても今回の挑戦者は強敵でした。クリンチが少なく、最後まで打ち合いを続けたファイトは敬服ものです。おめでとう、名城さん。次回はスタジオでお会いしましょう。
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旧街道のあちこちで、こんな提灯行列が見られます |
だんじり祭りといえば、泉州は岸和田の祭りがあまりにも有名ですが、僕が住んでいる南河内でも秋祭りにだんじりが出ます。
10月4日に試験引きが行われ、11日が祭りの本番です。いま、11日に向けて着々と準備が進められており、旧街道筋のあちこちで提灯行列が見られます。
また、岸和田ほど豪快ではありませんが主要な街角には”やり回し”に備えて電柱などが紅白の布と緩衝材でガードされています。今年は、どこへも出かける予定がないので、久しぶりにだんじり見学をしようと考えています。面白かったら、また報告しますね。お楽しみに〜い。
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これは隣町、大阪狭山市の山伏地区のもの |
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交差点はご覧のとおり、紅白の布が巻かれて華やかです |
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地元、北野田駅前商店街連合会のだんじりの車庫です |
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駅前にはこんなのぼりがはためいています |
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マダイをダブルで上げてご機嫌の安田さん |
ビッグフィッシングでおなじみの”やっさん”こと安田明彦さんと愛知県の師崎まで釣りに出かけました。狙いはウタセマダイ。伊勢湾と同じようにウタセエビを撒きながらマダイやハマチなどを狙います。
この日は、地元、豊田通商の釣りクラブの皆さんと一緒でした。朝一番は、渥美半島の突端、伊良湖岬のはるか東にある大山沖で、大鯛とカンパチなどを狙うことにして1時間以上も走ったのですが、ポイントに着いてみると潮がほとんど動かず、大鯛どころか魚の気配がありません。僕は、初っ端に40cmほどのイラを釣ってがっくりです。だいたい最初にいやな外道がかかると、その日の釣りは諦めた方がいいみたいです。
アタリがないので伊良湖方面へもどりマダイとハマチを狙いましたが、マダイは大きくて35cmほど、ハマチもツバスと呼んだ方がいいような小型しか出ませんでした。
豊田通商のメンバーは、さすがに地元だけあってハマチやマダイ釣っておられましたが、僕は小鯛が2匹だけ。最後に安田さんがマダイをダブルで上げて何とか面目を保ちめでたく帰港しました。
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伊良湖岬です。下にあるのが灯台、上は気象観測用のタワーです |
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こんなマハタが釣れました |
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安田さんの1匹目はウッカリカサゴでした |
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洋上から望む伊良湖ビューホテル。一度、泊ってみたいなあ |
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豊田通商の前田さんがマダイをゲット |
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ついでにハマチもゲット |
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最後は三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になった鳥羽の神島沖で釣りました |
10月8日の木曜日、サンテレビで「ビッグフィッシング」の収録が終わって帰宅すると、松山市に住む娘からお酒が届いていました。
いまはお中元でもお歳暮の時期でもありません。「どうしたん」と連れ合いに聞くと、「ふふふ」と笑って答えてくれません。なおもしつこく問い詰めようとすると「今日は何の日?」と聞いてきます。これでやっと合点がいきました。
何回目とは言いませんが、10月8日は僕たちの結婚記念日だったのです。僕だけが忘れていたらお叱り(そんな時期はとっくに過ぎましたが)を受けていたかもしれませんが、お酒が届くまで家内もすっかり忘れていたのでした。
うれしいお酒は、丹波篠山に蔵がある西山酒造所の「小鼓」です。今から10年近くも前でしょうか、大阪は南のあるスナックで、偶然、西山酒造所の西山社長と一緒になり、夜遅くまで酒を酌み交わした記憶があります。きりりとした男酒より、柔らかくて味のあるお酒が得意な蔵だと思います。
この日届いたのは、小鼓 路上有花(ろじょうはなあり)。酒米・山田錦を50%まで磨き上げ、西日本では珍しい小川酵母を用いて、低温でじっくり造った純米大吟醸とあります。
この日のメーンディッシュは、きのこ鍋でした。鍋をつつきながら早速、小鼓の路上有花をいただきます。味は予想したとおりでした。昔と少しも変わっていません。柔らかくて、味があって、そのく切れがいいので、後味がすっきりなのです。やや甘口の白ワイン、そんな感じのお酒でした。
もう1本も同じ西山酒造所のお酒で、「天楽」大吟醸 生。こちらは山田錦を45%まで磨き、低温でじっくり発酵させた、ひやおろしでしょうか。
飲み口はこちらの方が爽やかでした。路上有花よりさっぱりして切れがいいのです。前者は僕好み、後者の酒は家内が好きなタイプでした。娘もかなり酒好きですが、まさかそこまで考えて送ってくれたわけではないよね。一度、確かめてみよ(笑)。
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小鼓 路上有花 花柄の小粋なボトルです |
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アップにするときれいなブルーボトルになります |
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天楽 大吟醸生 こちらは濃い茶色のボトルです |
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アップにするとボトルに書いた字が浮き出てきます |
10日からの3連休は、地元でお祭りもあることだし、久しぶりに家でのんびり…と考えていたのですが、あまりの天気の良さに、つい、釣りのムシが騒ぎ出して出かけてしまいました。場所は、和歌山県御坊市の上野漁港です。この近在では珍しく、夜焚きをやるというので触手が動いてしまったのです。
夜焚きとは、海面をランプで灯して小魚を寄せ、その小魚を狙って寄ってくる大魚を狙おうという釣りです。かつて瀬戸内海で盛んだったメバルのランプ釣りのようなものですね。北陸の越前海岸の沖ではハマチを釣るのに、これと同じ方法で狙っています。上野沖ではマダイにハマチ、シオなどがターゲットです。
この日の模様はまたお知らせしますが、深夜の2時過ぎに出船して午前8時まで釣りました。釣れたのはマダイとイサギ、カンパチの幼魚のシオが混じりました。そろそろ時合が終わるのかな思い始めたころ、あまりにも夜明けがきれいだったので、夢中でシャッターを切りました。とりあえず雰囲気だけでも味わってください。
- 今井浩次 プロフィール
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1944年兵庫県尼崎市生まれ。
週刊釣りサンデー元取締役編集局長。沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。
サンテレビ「ビッグフィッシング」の解説者。その他、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。
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