関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

　明けましておめでとうございます。
　皆さまは、いいお正月を迎えられたことと思います。
　ちょっと寒いお正月になりましたが、年末から大寒波がやってくると、散々脅かされていたので、ちょっと拍子抜けでした。
　でも、大阪にいるから、こんなことがほざけるのであって、山陰や北陸地方の人は、豪雪で大変だと思います。

　さてさて、私めは、大晦日の鍋パーティーでいささか飲みすぎまして、紅白歌合戦も除夜の鐘も見ることも聞くこともなく寝入ってしまいました。そして、気が付いたら元日の朝でした。（爆）

　さすがに目覚めるのが早かったので、まだ、家の中は寝静まっています。時間つぶしにテレビをつけたら、富士山頂の御来光の中継をやっていたので、ひょっとしたらこちらでも見られるかなと表へ飛び出したのですが、あいにくのくもり空で美しい日の出は御預けでした。

　新年を雑煮で祝い、のんびりした午後に近くの陶器神社へ初詣に出かけました。でも、大変な人出で参拝客が並んでいます。その人並みに恐れをなして、早々に引き揚げてきました。

　明日、もう一日のんびりして、３日から仕事をスタートさせようと思っていますが、家にいると孫たちが邪魔をしに来るので、果たしてどうなることやら…。
　そろそろ初釣りの準備もしなければ…また、あわただしくなりそうです。　
　
　

　新年を迎えたと思ったら、はや3日が過ぎました。
　元旦からこれといった行事もなく、食べて飲んでの繰り返しで、いささか過食気味です。
　年末に日ノ岬沖でメジロを爆釣していたので、そろそろ初釣りに出かけようかと思案中ですが、天気がもう一つ定まらず、決心が鈍りがちです。
　それにお歳暮でいただいた美味しいお酒が、まだたっぷりあるため、ついつい飲み過ぎてしまうのですね。
　こんな干支のボトルは、早く飲みほしてしまわないと御利益がないと勝手な理由をつけて、毎晩やっております。
　でも、早くけじめをつけなくては、という焦りの心も芽生えつつあるのですが…。

　珍しいことに今年は二度も初詣に出かけました。
　１回目は元日に近くの陶器神社へ。
　２回目は堺市南区片蔵にある櫻井神社です。
　櫻井神社は、いつ創建されたのか分からないほど古く、延喜式神名帳には和泉国大鳥郡の式内社であると記されているそうです。上神谷（にわだに）八幡宮とも呼ばれ、境内にある割拝殿は国宝に指定されています。
　３日の午後に出かけたので、参拝客は意外に少なかったのですが、それでも拝殿前には行列ができていました。
　ついでにおみくじも引いてみましたが、ちょっと中途半端な小吉でした。今年も去年と同じで、可もなく不可もなくといったところでしょうかね〜ｴ。

　冬将軍が居座って日本列島は極寒の中にありますね。
　いつまでこの寒さが続くのでしょうかね。寒がりの僕は、なかなか初釣りに出かけることができません。
　ただ、寒くても欠かさないのが散歩です。家の近くで十月サクラが咲いているのを見つけました。
　一年に2回開花するサクラで、10月から1月と３〜4月に咲くのですが、つぼみの3分の1が10月ごろから、残りの3分の2が春に咲くそうです。
　淡くて小さな花びらが寒さに震えているように見えて、思わず（頑張れよ）と声をかけたくなる風情でした。
　でも、確実に春は近付いているのですね。春よ来〜い、早く来〜い。
　寒がりの僕の切実な願いです。

　堺市の南部、鉢ケ峯にある古刹、法道寺は、泰然自若とした雰囲気があって、好きなお寺の一つです。
　訪れる人も少なく、境内はいつも静か。沈思黙考するにはぴったりの場所です。
　開創は白鳳時代ともいわれる真言宗のお寺で、境内には鎌倉時代中期に建てられた食堂（じきどう）、室町時代初期に建てられた多宝塔などがあって、ともに国の重要文化財に指定されています。

　今日からようやく重い腰を上げようと決心しました。
　お昼ご飯を食べてから和歌山へ出発します。狙うのはもちろん日ノ岬のメジロですが、運のいい人だけが釣っているようなので、チャンスはあまりないようです。
　ただ、メジロがだめでもマダイの食いが上向いてきたようなので、こちらを狙うことにします。
　結果は、また月曜日にでも報告します。
　では、いざ出発！。