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石光寺の後に訪れたのが当麻寺です。当麻寺の奥の院にある浄土庭園には数多くのボタンが植えられており、ちょうど見ごろを迎えていました。
雪がこいの中で楚々と咲く寒ボタンは色鮮やかなものが多く、寒空の中で懸命に明るさを振りまいているように見えました。
浄土庭園のボタンは、大方丈佛間の絵天井にボタンの絵が描かれているのに由来するそうです。ボタンのほかにもロウバイやサザンカ、マンサクや梅、シャクナゲなどが植えられており、これから春に向けて様々な花が楽しめるのも魅力です。
和歌山県の美浜沖には、数多くの魚礁が沈められていますが、その中のいくつかはチヌの越冬場になっているようです。
そんな場所にせっせとマキエをしてチヌを寄せ、釣らせてくれる船宿がいくつかあります。今回は、美浜町の浜ノ瀬漁港から出船している山見丸へ出かけてみました。
エサを撒いて魚を寄せて釣る飼いつけ釣りなので、釣れる魚はチヌだけに限りません。水温が高い間はマダイやチダイ、サンバソウやヘダイなど美味しいゲストがよく釣れるのも魅力なのです。
それに釣れるチヌが型ぞろいなのと、美味しいのが毎年足を運ばせる大きな理由ですね。釣れたらほとんどが40�僖�ーバーで、50�僂鯆兇┐詛�なしも珍しくありません。
越冬場でエサを精いっぱい食べているからでしょうか、魚体もきれいで臭みもなく、いい脂が乗っていて、チヌがこんなに美味しい魚だったとは…と改めて感心すること間違いなしです。
今日発売のデイリースポーツにも紹介しています。機会があれば是非、寒チヌの味をお確かめに出かけてみてください。
いよいよ明日から大阪南港のインテックス大阪でフィッシングショーが始まりますね。私事ですが４日の業者日は、午後からＮＨＫラジオでおしゃべりするため、少しの時間しか顔を出せないと思います。
５日の土曜日と６日の日曜日は、ずっと「シマノ」のブースに詰めていますので、お時間のある方はお立ち寄りください。そして、声をかけてください。お待ちしてま〜す。
神戸市の垂水漁港から出船している松一乗合船でメバル釣りに出かけました。
数はあまり釣れなかったけれど、刺身サイズが混じったので、それを薄造りにしました。
魚を造りにするときは、たいてい皮を引きますよね。その引いた皮を皆さんはどうされてますか？。
食い意地の張った僕は、食べられそうな魚の皮は湯引きにすることにしています。
今回も薄造りにしたときに引いたメバルの皮をさっと湯引いて、あら熱を取るために氷水にくぐらせ、水気を取ってからざく切りにし、刻み葱をそえて一味をぱらりんこ、大好きなポン酢を掛けていただきましたが、これがなかなかおつな味でした。皆さんも一度、是非お試しあれ。
５日と６日の二日間、大阪南港のインテックス大阪で開かれていた２０１１フィッシングショーＯＳＡＫＡのシマノのブースに詰めておりました。
５日の土曜日は、ものすごく多いなとは感じなかったのですが、日曜日はすごい人出でしたね。新製品の説明に駆り出されていた僕たちインストラクターやシマノの担当者が邪魔になるほどの人、人、人で、せっかく竿を手にとっても振ることができない状態がしばらく続きましたので、少し気の毒でしたね。
毎年のことですがフィッシングショーの楽しみは、新製品を見ることはもちろんですが、普段顔を合わせることが少ない釣り人や友達と再会できることです。今年もまるで同窓会のようでした。長い間、顔を合わせていなかった仲間の元気な姿を見るとホッとします。しんどかったけど心温まる二日間でした。
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- 今井浩次 プロフィール
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1944年兵庫県尼崎市生まれ。
週刊釣りサンデー元取締役編集局長。沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。
サンテレビ「ビッグフィッシング」の解説者。その他、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。
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