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関西の釣り１２月号の取材で、明石海峡へノマセ釣りに出かけました。
まずは、淡路島の翼港と岩屋港でエサにする小アジを釣ってから明石海峡へと向かいします。
ポイントは、海峡筋のきつ〜い駆け上がり。小アジを鼻掛けにして泳がせているとぎゅん、ぎゅんと竿が舞い込みます。
すると、手慣れた船長がすかさずタモを出してすくってくれます。
１匹だけでしたが僕にも釣れました。
この後は、丸アジを釣ってお土産を確保、めでたく帰港となりました。
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印南沖、水深100ｍラインで釣れたレンコダイ。マダイほどは大きくならず３０�僂泙任里發里�多い |
和歌山県の印南沖へマダイ釣りに出かけたとき、ゲストで顔を見せてくれたのがこのレンコダイ。本名はキダイなんだけど、誰もそんな標準和名で呼んでくれる人はいません。
身に味があって歯ごたえもいいから、酢締めなんかも美味しいんだけれど、この日はシンプルに塩焼きにしました。友人にいただいたインドネシアはバリ島産の天然塩をぱらりと振りかけふんわりと焼き上げたレンコは、身離れがよくていかにも魚らしいコクのある味に一人感激したのでありました。
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シンプルな塩焼きも美味しいが… |
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ひと手間けかて棒寿司にすると、もっとうまい |
秋たけなわのころ、イカの夜釣り出かけると、こんな可愛いいトビウオをよく見かけます。
春から初夏にかけて生まれた赤ちゃんが、秋には１０〜１５�僂砲眄�長して、親と同じように飛ぶ訓練を始めるのです。
もちろん親ほど遊泳力がないので、ちょこんと飛び上がってはすぐに落下してしまうのですが、その飛び上がり方がユーモラスで思わず笑ってしまいます。そうそう、毎年、琵琶湖で開かれている鳥人コンテストの失敗作を見ているような、そんな気分です。
このトビウオの赤ちゃんは、ヒレの模様などから推察するに、どうやら角トビと呼ばれているツクシトビウオのようですね。早く大きくなれよと、すぐに放流してやりました。
２匹目に来たのが７０�僖�ーバーのサワラでした
これは８０�冂兇┐領�派なブリです
昨日は、週刊つりニュースの取材で明石市東二見から出船。久しぶりに西海丸に乗りました。
二見漁港を出たところで、まんずエサにする小アジを釣ってから鹿ノ瀬へと走ります。
この日は、まずまずのアジの付きで、小一時間でエサを確保、はやる心を抑えながら鹿ノ瀬へと向かいました。
ところがいい時合いであるはずの朝は、イマイチよくなくて、食いだしたのが午前９時を過ぎてからでした。
潮は下りのトモ流し。右舷のミヨシに座った僕には、なかなか順番が回ってきませんでしたが、後半にやっとアタリが出始め、終わってみればハマチ１本、メジロ１本、サワラ１本という成績でございました。
この日は、ブリは少なくハマチやメジロが中心でした。
久しぶりに旨し酒に出合いました。山形県天童市に蔵がある出羽桜酒造の酒です。
マイナス５℃の「酒眠蔵」で５年間じっくり寝かせ醸し出したという古酒です。
その名も氷点下熟成「雪漫々」。山田錦を３５％まで磨き仕込んだ大吟醸酒で、日本酒度は＋３、酸度は１・２と記載されています。
口に含むと、角が取れたまろやかな旨みと爽やかな吟醸香だけが広がります。なんて優しくやわらかなお酒なんだろうと感心しながら喉の奥へと流しこむと、まるで白洲に撒いた水のようにすう〜と消えていくのです。余りの切れの良さに感心しきりの夕餉となりました。
娘からのプレゼントだったのですが、早速、もう１本注文してしまいました。
- 今井浩次 プロフィール
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1944年兵庫県尼崎市生まれ。
週刊釣りサンデー元取締役編集局長。沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。
サンテレビ「ビッグフィッシング」の解説者。その他、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。
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