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熟年層にも釣りの楽しさを知っていただいて、もっと余暇を楽しんでいただこうという企画されたのが、シマノが発足させた「おとな釣り倶楽部」です。
熟年層の釣りの初心者が対象なので、何度か釣りの指導にお声がかかりましたが、今回の大阪湾のタチウオ釣りもそのひとつでした。今回は、女性も混じって１６人のメンバーが集まりましたが、あいにくタチウオは激渋の状態で、ボーズの人がいたりして十分に釣りの楽しさをお伝えできなかったのが残念ですが、１匹でも釣られた人のはじけるような笑顔が印象的でした。これで釣りが好きになっていただけたら嬉しいのですが…。
高橋哲也さんに同行して、シマノがネットで配信している「いつでも釣り気分」の撮影に行ってきました。釣り場は和歌山県の日ノ岬沖です。落とし込みでカンパチやメジロが釣れましたが、誰が釣ったかは内緒。（写真見ればわかるか…）
でも、もっとすごい映像があるから、１１月初めに配信されるシマノＴＶ視てくださいね。
いつぞやのタチウオに続いて、再び泣きの１匹シリーズ。(笑)
１０月１１日。和歌山県印南沖で開かれた阪神沖釣クラブのマダイ釣り大会。僕も久々の参加です。
状況は良くないから延期したら、と船長から連絡はあったのですが、すでに用意万端整え開催を待つばかりの状況だったので、あえて大会を強行したのです。で、船長の計らいで出船時間を１時間早め、印南沖の１００ｍポイントへ出撃したのでした。
波高約２ｍ。結構、船は揺れています。午前５時半過ぎ、仕掛けを下しました。その１投目にいい感じのアタリ。大きく竿をあおって巻き始めたら、竿を叩きます。
これひょっとして、マダイとちゃう？。そして、期待通りの魚が上がってきました。約５５ｃｍのマダイ。優勝を狙えるような魚ではありませんが、とりあえずボーズを免れたのでほっとしました。
一投目から釣れたものですから、当然、気合が入ります。そして、アタリが続きました。でも、イサギ、イサギ、イサギ。もうええわ、というほどイサギばかりです。
周りの状況も変わりません。イサギに時折ゴマサバが混じるぐらいで、僕が乗った船ではスマイチのまま、とうとう最後までピンク色の魚は上がりませんでした。
そして、残りの２隻の船に期待したのですが、こちらも見事、討ち死にでした。
この日の対象魚は、マダイだけ。釣れたのが１匹ではどうしようもありません。そこで、次回に持ち越しということになりました。僕が釣ったマダイは、幻の優勝魚に…。こんなこともあるんですね。思わず笑いが込みあげてきましたよ。、
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これが釣って２日後に作ったお刺身 |
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昆布締めにして３日後、こんなに色がつきました |
和歌山県の印南沖で釣って帰った泣きの１匹のマダイを美味しく頂きました。
まず、釣ったマダイは神経抜きしておいたので、２日後に刺身にしたあと、残ったアラはアラ炊きにして美味しく頂きました。そして、残った身を昆布締めにしておいたのです。
冷蔵庫で寝かせること３日間、もうそろそろいいだろうと、昨日、お酒のお供にいただきました。昆布に巻かれた身は、黄みを帯び表面がつやつやに光っています。一切れの身を口に入れ、しっかり噛みしめてみると、ねっとりした身の感触が伝わってきて、昆布の旨みが口に広がります。
昆布で浅く締めたものもいいのですが、古漬けの漬物のような味がするこんな昆布締めもいいなと、改めて思いました。
もう１０年以上にもなるのだろうか、久しぶりに和歌山県の日高川へメッキ釣りに出かけました。南釣具店が廃業してから出来なかった釣りですが、浜ノ瀬の福丸観光漁業さんが船外機船で営業を始めたために、今回の釣りが実現したのです。
この日は、富田林の上田さんご夫妻と竿を並べました。久しぶりの釣りなので釣れるかどうか不安でしたが、１投目からメッキが食ってきて一安心。２５�僂鯆兇┐詢彪燭盧�じって、ギュンギュンの引き味を存分に味わいました。小物釣りの中でも面白いランクの上位に来る釣りですね。また行きたくなりました。
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メッキは、ロウニンアジとギンガメアジの混成部隊でしたが、良型はギンガメアジが多かったですね。他に小チヌやメアジ、サバにコノシロ、小さなヒラメと釣果は賑やかでした。 |
- 今井浩次 プロフィール
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1944年兵庫県尼崎市生まれ。
週刊釣りサンデー元取締役編集局長。沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。
サンテレビ「ビッグフィッシング」の解説者。その他、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。
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