激戦!釣り堀名人予選会Update:08.12.01
淡路島の福良湾にある釣り堀、じゃのひれフィッシングパークに行ってきました。今回は、サンテレビが主催する釣り堀名人大会の予選会が開かれるため、審査員として参加したのです。今回で2回目になる釣り堀名人大会は、このじゃのひれフィッシングパークのほかに、姫路市家島の水宝、泉南の釣り堀オーパ、和歌山市毛見のマリーナシティ海洋釣り堀、和歌山県唐尾の釣り堀紀州、三重県さざら浦の弁屋と6か所に増え、さらに激戦が予想されます。
予選会では、各釣り堀から勝ち抜いた4人が準決勝に臨み、準決勝の上位10人と特別ゲストのオール阪神、今井浩次が加わって12人で決勝が争われます。
さて、当日は午前7時半に釣りがスタートしました。釣り時間は3時間、釣り座による不公平が出ないよう、前半の1時間半が終わった時点で再度、釣り座を抽選して後半戦に臨みます。最初はマダイが入れ食いになりました。釣りにくい魚ほど高得点という得点方式で争います。マダイは得点は低いのですが数が出ます。ですからこれで少しでも得点を稼いでおきたいところです。しかし、釣り座や使うエサ、タナなど微妙なところで食いが変わるのか、釣る人と釣れない人との差がどんどん広がっていきます。たかが釣り堀の魚やんか、となめてかかると、とんでもないしっぺ返しが来ますよ。

前半戦はマダイが入れ食いになりました

息のあった熟年コンビに青物がヒット

青物が掛ると、こんなやり取りも当たり前

何にヒットするかわかりません。ささ身、肝、コーン、ミカン、トマトなど意表を
突かれる餌が多いのですが、この日のマダイはゆでた人参がお好みでした
前半が終了した後、今度は高得点の青物の放流が始まりました。普通サイズ(70cmぐらいまで)のメジロやカンパチは3点ですが、10kg近い大カンパチやブリは5点という高得点です。そんな大物を狙って小アジのエサを泳がせるのですが、全員にあたるほど甘くはありません。結局、高得点を狙わず普通サイズの青物やマダイを着実に釣りあげた人が準決勝に進出しました。

大カンパチを釣り上げた
徳島市の佐藤泰子さん

メジロも釣れました

これも大カンパチです。
徳島県の高原信弘さん、おめでとう

こんな珍しい魚も入っています
30㎝オーバーのイシガキダイです
来春まで予選会が続き、5月の終わりに姫路市家島の水宝で決勝戦が開かれる予定です。
今井様
以前から伺いたく思っていたのですが、
チヌ釣りなどでは、柑橘系の匂いは厳禁だと仰る名人も、居られるのですが、
チヌだけでしょうか?釣堀は関係ないのでしょうか?魚種によるのでしょうか?
ザックリと、ケースバイケースなのでしょうか?
釣堀のリポートを拝見して、みかん餌を見る度に、
結構気になってしまって・・・
ニャンさま
そうですか、初めて聞きました。チヌは柑橘系の匂いがだめなんですか。スイカは食べるのにね。そういえば、グレは関東では、ミカン・クシロといって、エサに使いますよね。
釣り堀でミカンのエサが通用するのは、どうやらマダイだけのようですが、チヌを入れている釣り堀がないので、答えに窮しますね。
今井様
いつも、早速のお返事頂きまして、大変有りがたく存じます。
柑橘系厳禁の外には、ビール?アルコール?厳禁、などと云う話も有るようです。(チヌか磯釣り全般かは良く分りませんが)
尤も、大概車で釣りに行くため、酒類は採らないのですが・・・
私自身は、ぼうずの理由を、新調したフィっシンググローブの匂いの所為にする事は、有ります。ちくしょう・・・
ニャンさま
えっ、アルコールも厳禁ですか?。もっとも僕も釣り場ではアルコールは厳禁にしていますが。
かつて、釣りサンに勤めていたころ、紀州釣りの名手にインタビューしたことがあります。その人の秘伝はマキエのダンゴにありました。アルコール入りのダンゴです。焼酎、ウイスキー、ブランデーなどいろいろ試したそうですが、もっともよかったのはウイスキーだったそうです。きっと酒好きのチヌがいたんでしょうね。磯魚のアイゴなども酒粕のエサで釣りますから、アルコール好きの魚はいると思いますよ。