ビッグフィッシングのレギュラーで、「まいど、安っさんです」でおなじみの安田明彦さんから、サバをプレゼントしていただきました。
マサバではなくゴマサバですが、今の時期に明石海峡や淡路島周辺で釣れるゴマサバは、イカナゴを腹いっぱいてべているせいか大メタボになって極上の味。味をしめた家内も釣って来てよと矢の催促でしたが、僕が出かけたときタコはよく釣れたのですがサバは不発、船内で1匹という貧果でした。そんな話を聞いていたので、今回、安田さんがプレゼントしてくれたのです。
で、今回のゴマサバは、釣ったその日にいただいたので、刺身と生寿司にしました。サバを三枚に下ろして皮を剥ごうとするのですが、脂で指が滑ってうまく剥けません。これは間違いなく旨い、と確信したのですが、それを証明するかのように、ワサビ醤油に身の端を浸すと、さっと脂が広がります。それを一気に口へ入れて、後は言葉を失いました。
生寿司は、もうちょっと塩で締めた方がよかったのかもしれませんが、口の中でとろけてしまうサバなんて、めったに食べられませんよ。今の時期しか楽しめない極上の味でした。安田さん、ありがとう。