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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

焼き鳥屋オープン

  • お店の名前です。かしわ屋 頭は、あたまではなく、かしらと読みます

    お店の名前です。かしわ屋 頭は、あたまではなく、かしらと読みます

  • これがお店の入口

    これがお店の入口

  • 「紀土」の純米吟醸です

    「紀土」の純米吟醸です

 最寄り駅である南海高野線北野田駅前に、つい最近、焼き鳥屋がオープンしました。かしわ屋 頭という変わったネーミングのお店です。
 北野田界隈には、ここぞっという店が少ないので、早速、食べに出かけてみることにしました。
 
 以前にも某大新聞に家の近くにある焼き鳥屋が紹介されていたので、家内と二人で出かけたことがあるのですが、それはスーパーで買った焼き鳥並みのひどい味でした。以来、一度も足を運んでいません。ですから、 その時の二の舞にならなかればいいなと、少し危惧しつつ出かけてのですが、そんな思いは杞憂に終わりました。
 つくねは、?と思いましたが、塩ベースの焼き鳥はそれなりに美味しく、結構、お腹が一杯になるまでいただきました。
 それよりも嬉しかったのは、僕が好きなお酒(もちろん日本酒。ただ焼酎の品ぞろえもすごいですよ)が多かったことです。 「八海山」「伯楽星」「飛露喜」「上喜元」のほかに遠心分離50と書かれた「獺祭」があったことです。獺は、だつとも読みますが、カワウソのことです。これなど普段、なかなか飲めないお酒ですよね。
 そして、締めに勧められたのが和歌山県海南市に蔵がある平和酒造の紀土(きど)というお酒でした。
 平和酒造は梅酒で有名な蔵ですが、そこが丹精込めて造ったお酒だというので、いただいてみました。
 家内が先に口をつけたのですが、飲んだ途端、これは美味しい、と叫びました。
 その言葉につられて僕も早速、口をつけたのですが、確かにいい味をしていました。端麗なのにほどよく味があって、飲み口が良く切れのいいお酒でした。

 さて、翌日です。「紀土」の印象があまりにもよかったので、早速、インターネットで調べて、取り寄せてみることにしました。
 横浜にある日本酒の専門店から「紀土」が届いたのは、それから2日後でした。今回は、純米吟醸と純米酒の2本を飲み比べてみるつもりで取り寄せたのです。
 まだ、純米吟醸しか飲んでいませんが、味は確かでした。余りに口当たりがよく、ついつい飲み過ぎてしまいそうなお酒です。海南市には、「黒牛」の蔵がありますが、ちょっと味が似ているんじゃあない、というのが家内の意見でした。