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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

秋だな〜ぁ

 台風一過、一気に秋がやってきたような気がします。
 散歩の途中で、ドングリの実がたくさん落ちているのを見つけました。きっと台風の風で落とされたのでしょう。
 子供のころドングリの実を拾い集めて、コマを作ったり、やじろべえに挑戦したものです。コマはわりあい簡単に作れましたが、やじろべえはバランスを取るのが難しくて、よく失敗したものです。
 そんな子供のころが懐かしくなって、拾って帰ったドングリで、コマとやじろべえと人形を作ってみました。
 でも、すっかり大きくなった孫たちは、きっとこんなものでは遊ばないだろうなぁ。
 しばらくは机の片隅にでも置いて、郷愁に浸ろうかな。
 もの想う秋。少し寂しげでもあります。
 

国境を超えたお酒

 「醸し人 九平次」純米大吟醸 human
 酒米の最高峰といわれる山田錦を45%まで磨きこんだ大吟醸酒。
 蔵元は、名古屋市の萬乗醸造。もともとは、地元でしか出回らなかった銘柄らしい。
 瓶の裏のラベルには
 男でも、女でもない。ヒューマン。
 アジアでも、欧米でも、オセアニアでも、
 アフリカでもない。
 国境、隔たりを越えたい。
 そんな日本酒になるように。
 ヒューマン。
 とある。ここのお酒が有名になったのは、エールフランスの機内でふるまわれるお酒に選ばれたことから…。ヒューマンは、そんなお酒を目指しているのだろう。
 ワイングラスでお召し上がりください、とある。
 で、たった一つしかないバカラのワイングラスを取りだしてきて、栓を開けた。
 今までに何度か、醸し人 九平次は飲んだことがあるが、この銘柄は初めて。
 すごくフルーティーな香りがする。
 口に含んで舌の上で転がしてみると。
 最初は、甘い!と感じたが…切れが良くて爽やかな後口だけが残った。
 微かな苦みは若さの象徴か?。ボジョレーヌーボを連想した。
 日本酒は、空気に触れると味が変わる。このお酒では特にそう感じた。
 最初に甘いと感じたのが不思議なほど、甘さが旨さにとってかわったのか、そのあとは余りの飲み口の良さに、ついつい杯を重ねることになってしまった。
 日本酒。まか不思議な生き物である。