関西の沖釣り名人今井浩次の「今日も釣り気分」｜関西最大級の釣り情報サイト「関西釣り百選」

当麻寺の寒ボタン 2012年2月1日

　かつて、ふたかみ山と呼ばれた二上山の麓、奈良県葛城市にある当麻寺へ寒ボタンを見に出かけました。ボタンには、春に咲くものと冬に咲くものがあって、ちょうど今が冬咲きのボタン（寒ボタン）が見ごろだと思って出かけてきたのです。
　当麻寺のボタン園は、広大な境内の一番奥にある浄土庭園の中にあります。数は春ボタンの方が多いようですが、大小の石を巧みに組み合わせ極楽浄土を表現した浄土庭園のそこここで、蓑のような雪がこいに守られひっそりと花を咲かせておりました。
　寒々とした冬色の庭に、淡いピンクや真紅の花色を見ると、心まで温まるようです。
　また、重要文化財になっている楼門のそばに見事な枝垂桜があります。これが花をつけたら、どれほど見事になるか…。それを確かめに、もう一度春に来ようと堅く決心したのでした。

当麻寺の寒ボタン　その２ 2012年2月2日

蝋梅が満開でした
冷え込んだのかスイレン鉢に氷が…
十月桜が花をつけていました
これは何の花でしょう？面白い形です
当麻町出身、坂田杉峨の句碑
こちらは青門の主宰者、高木青二郎の句
浄土庭園にある石彫くりから龍
アップにすると、こんな感じ
阿弥陀堂と本堂
楼門の近くにある見事な枝垂桜
当麻寺の近くにあるすき焼き、しゃぶしゃぶで有名な小川亭
15食限定の小川亭のランチです

　当麻寺は、ボタンで有名になりましたが、浄土庭園には様々な花が植えられている花の寺でもあります。
　冬はボタンのほかにロウバイやサザンカ、マンサクや梅が見ごろを迎えます。
　春は見事な枝垂桜のほかにカイドウ、シャガ、シャクヤクにボタン、ツツジなど。
　夏はサルスベリ、スイレン、ハス、シャラ、ムクゲなど。
　秋はキンモクセイ、ショウキラン、ハギ、マユミ、モミジ、サザンカ、十月桜など。
　四季訪れても楽しいお寺さんですね。

2012'大阪フィッシングショー 2012年2月6日

シマノ製品で今年の目玉の一つが電動リール
フォースマスター３０００ＭＫ。５号のＰＥラインが３５０ｍも巻けるのが強み
フォースマスター１０００ＭＫにハンドルドラグが付いた１０００ＭＫＨＤ
イメージを一新したベーシックモデルのプレイズシリーズ

　先週の金曜日から３日間、大阪南港のインテックス大阪で開かれていたフィッシングショーに行っておりました。ブログの更新が遅れたのは、連夜のお誘いで帰宅が遅くなったためですが、まるで七夕のように一年に一度お会いする人たちとの交流が楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
　金曜日は開場をうろうろ、土曜と日曜日はずっとシマノブースに詰め切りでした。シマノの今年の目玉は、やはり、スタイルを一新、さらに性能も向上させた電動リールの登場です。フォースマスターに３０００ＭＫが登場したのをはじめ、従来の１０００ＭＫシリーズにハンドルをわずかに逆転させるだけでドラグが緩むというラピッドファイアハンドルドラグシステムを搭載した１０００ＭＫＨＤが加わりました。
　さらにベーシックモデルとして登場したプレイズ８００と１０００のデザインを一新、ボディもよりコンパクトにして片手操作ができるようになりました。
　船用のロッドでは、ベーシックモデルである海明のデザインを一新、従来のバットジョイントシステムからバット一体型に変身させ、より使いやすさを追求しています。

石光寺の蝋梅 2012年2月7日

彩りの少ない冬に咲く蝋梅は、艶やかでありいい香りを放ちます。唐の国から来たので唐梅とも…

　奈良県葛城市にある当麻寺の近くにも花の寺がありました。
　関西花の寺霊場第二十番にあたる石光寺がそうです。当麻寺を出て二上山を見やりながらゆっくり散策していくと、15分余りで石光寺に着きます。
　残念ながら寒ボタンは、盛りを過ぎていましたが、蝋梅や寒咲きアヤメ、スイセンなどが満開でした。
　また、石光寺は天智天皇の勅願所で中将姫ゆかりの寺としても知られています。

葛城市側から見た二上山です
途中で見つけたギャラリーにも蝋梅の姿が…
スイセンも精いっぱい咲いていました
花が小ぶりな寒咲きアヤメ
石光寺の蝋梅です。あちこちで咲いていました
花が蝋の色に見えたので蝋梅なのだそうです

当麻寺から石光寺へ行く道すがらに中将姫の墓塔があります　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右は想観の沙（すな）と呼ばれています。手前の方形は、強く安定した形に見えますが、崩れやすくて角も欠けやすいことから私たちの姿を現しているそうです。奥の円錐形は絶対の世界、すたれない世界を現わしており、悟りを開いた仏を意味する形なんだそうです。我々凡人には、遠く及ばない世界なんでしょうね

二度化け？する北新地の”お化け” 2012年2月8日

鬼追いに登場した黄鬼です。節分の豆を投げてやりました

　２月３日は節分でした。
　僕はインテックス大阪で開かれている釣り具の見本市で仕事？を済ませた後、気がおけない仲間と北新地へと繰り出したのでした。
　毎年、北新地では節分の日に「堂島薬師堂節分お水汲み祭り」が開かれるからです。このお祭りは、地元で古くから続いている節分祭りと、平成１６年に復活したお水汲みの行事をひとつにしたもので、お水汲みや鬼追い、護摩焚き、龍の巡航やお化けなどのイベントが開かれるのです。
　なかでも楽しみなのが、北新地のホステスが妍を競う？お化けと呼ばれる行事です。お化けは、古くから節分の夜に厄祓いとして行われる儀式のひとつで、普段とは違う衣装を身につけ社寺に参拝するというしきたりになっています。
　これに倣ってホステスたちが花魁（おいらん）やメイド、アニメの主人公など奇抜な衣装を身につけ、新地本通りを練り歩くのです。
　僕たちは、十数年通い続けている新地本通りのショットバーでお化けが到着するのを待ち、その姿をカメラに納めました。が、ストロボの光量が足りずピンボケになってしまいました。ごめんなさいね。雰囲気だけお楽しみください。
　鬼追いに龍の巡航、お化けとにぎにぎしい行事を楽しんだ後、僕が隠れ家にしている上通りのラウンジへ。いったいママがどんなコスチュームで登場するのか見たかったからです。（笑）　ほんと、男って駄目ですね。普段でも化けられているのに、お化けの日は二度化けするんだから…ね。