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午後八時前から打ち上げ花火が上がり始めました。打ち上げ場所から数百ｍしか離れていないせいでしょうか、すごい迫力でしたよ |
大阪府の岸和田市で毎年、７月の終わりに花火大会が開かれます。
この花火は、海上に浮かぶ台船から打ち上げられるので、ボートやヨットのオーナーは、友人たちを招いて海上から花火を観賞するのが恒例になっているようです。
泉佐野を基地にする乗合船「海新丸」もお客さんを招いて毎年、花火観賞会を開いています。
この行事に何度も声をかけていただいたのですが、スケジュールなどが合わず今まで参加出来なかったのです。
ところが今年は、末娘が孫を連れて帰省中なので、いい夏休みの思い出になるかもしれないと、孫ともども参加することにしました。
花火は船上から見るのではなく、チヌやハネなどの釣り場としておなじみの岸和田の旧赤灯一文字と呼ばれている波止へ上がって、持ち寄った料理などを頂きながらビールを飲みつつ観賞するプレミアムな花火観賞会になりました。
今年は打ち上げ時間も長く豪華で、間近で見る花火の迫力を満喫しました。
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この日は奈良市の近藤さんが料理長。お客さんにふるまう魚をさばき中です |
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この大きな船で岸和田一文字までお客さんを運びます。乗合船は初めてなので孫は大喜び |
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田尾さんと永浜いりあさんの３人で記念撮影です。田尾さんの優しさに、いりあさんもファンになってしまったようです |
「関西のつり」の取材で、宮津市の養老漁港へ出かけたとき、乗合船「新幸丸」の船上で、東北楽天ゴールデンイーグルスの元監督だった田尾安志さんと偶然お会いすることが出来ました。
田尾さんの釣り好きは有名で、楽天の監督時代も沖縄でキャンプがあるときは、必ず釣りにも出かけておられたようです。
初めて田尾さんのお会いしたのは、今から２０年以上も前かな？。まだ、田尾さんは現役で、確か阪神タイガースに在籍していたときだと思います。僕も釣りサンデーの現役の記者で、淡路島の由良から仕立船を出してマダイ釣りをしたのが最初でした。
それ以後もサンテレビの「ビッグフィッシング」に出演していただいたりで、お会いする機会はあったのですが、ビッグの出演以来、しばらく間が空いて、今回は１０数年ぶりの再会となりました。
前日も「新幸丸」で鬼カサゴ釣りと夜釣りでマイカを狙ったそうです。型のいい鬼カサゴを８匹も釣ったよと、嬉しそうに話されていましたが、まるで漁師のようにまっ黒に日焼けされて、一段と逞しさが増したようでした。
田尾さん、また機会があればご一緒に釣りをさせて下さいね。
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田尾さんは、ソウハチ釣りも手慣れたものです。この日は最高１１点掛けを達成しました |
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これがソウハチです。海底ではなく中層に浮きあがってエサを食う珍しいカレイです |
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経ケ岬沖のマダラです。長さは１ｍ弱、重さは約９ｋｇでした。白子は無理ですが大きな肝は薄くスライスしたものをソテーして食べると美味しいそうです |
タラといえば北海道♫。そんなイメージが強いのですが、いるんですね〜ぇ、こんな身近な場所に。こんなにでっかいタラが…。これが正直な感想でした。
「関西のつり」１０月号の取材で、宮津市養老漁港を訪れたのは７月３１日でした。取材をお願いしたのは、長渕剛に似た宮立船長が操船する乗合船「新幸丸」でした。
マダラがいるのは、経ケ岬の沖にある浦島グリよりさらに西側、水深２５０ｍほどの場所です。永浜いりあさんと二人で、サンマの切り身をエサにでっかいタラを狙ったのですが、この日は１０ｋｇ近い大型は船中で２匹釣れただけでした。いりあさんにも２匹釣れたのですがいずれも小ダラでした。船長の話では今年のタラは、でっかいか、小さいかで、中間がいないそうです。
マダラ釣りの後は、さらに西側の水深２００ｍラインへ移動して、地元でエテガレイと呼んでいるソウハチを狙いましたが、サビキ仕掛けに鈴なりになって上がってくるカレイ釣りを初めて体験しました。
このエテガレイ、意外に力持ちで一度に５匹も掛かると引く、引く、重い、重いを連発するほどですよ。食べても美味しいし人気が出そうですね。
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東風が強いとこんな状態になります |
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奇麗に見えるときもあったのですが… |
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１日、ＰＬ教団の花火大会が富田林丘陵で開かれました。
毎年、この花火大会にあわせて帰省してくる末娘と孫たち、長女とその孫も加わって我が家で花火を見ながらにぎやかに一杯やるのが恒例になっています。
孫４人がすべて女の子で、僕の子供も女二人という典型的な女系家族なので、おやじの僕はいつも肩身が狭い(笑）のです。
今年は花火が上がる前から強い東風が吹いていました。風下に当たる我が家にとって東風が強い日は、花火が上がるにつれて煙幕が立ち込め、最後にはほとんど何も見えなくなってしまうのです。
「最初ちょろちょろ、中ぱっぱ」なんて言葉を知っているだけでも歳がばれてしまいそうですが、今年の花火大会は、最初ちょろちょろだけあって、中ぱっぱがないうちに終わってしまいました。
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高松市の井上さん、３匹目をゲット |
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この日は雨中の決戦になりました |
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井上さん、今日イチの良型を… |
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僕にもようやく４０�儺蕕�… |
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この日のゲストはガシラでした |
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深場のガシラは色鮮やかなウッカリカサゴ |
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マダイのエサは青イソメです |
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この日は大小取り混ぜて６匹でした |
瀬戸内はマダコ、紀州ではイサギ一辺倒、というのが初夏から夏場にかけての釣りですね。かといってマダコやイサギばかり釣っているわけにはいかないので、何か変わったものをと物色していたら、鳴門のマダイ釣りがヒットしたというわけです。
雨中の釣りになりました。老船頭は開口一番
「いまは、深場の釣りやさけねぇ。天気が悪いと海が暗うてマダイが食わんのよ」
「へえ、そうなんですか」と返事を返したものの、ほんまに釣れへんのやろかと内心どきどきしながら船に乗り込んだのでした。
確かに朝のうちは食い渋りましたが、潮が動き始めるとマダイの機嫌もよくなったのか、ぽつぽつとアタリが出て６匹釣りました。が、この日は全体に小型のマダイが多かったようです。
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- 今井浩次 プロフィール
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1944年兵庫県尼崎市生まれ。
週刊釣りサンデー元取締役編集局長。沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。
サンテレビ「ビッグフィッシング」の解説者。その他、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。
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