関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

　大晦日です。
　あと８時間ちょっとで新年を迎えます。
　昨日は、２０数年来の飲み仲間が集まって、新地で忘年会を開きました。
　気のおけない仲間との飲み会は、いくつになっても楽しいものですね。
　ただ、飲みすぎないでね、と家内からきつく言われていたので、酩酊するまでは飲みませんでした。でも、帰宅したのはもちろん午前様でしたが…。
　というのも今日は、我が家で一族郎党が集まって鍋パーティがあるからです。
　山口県下関市の南風泊から取り寄せたフグをさばかなければならないため、少しばかりお酒を控えたのです。　
　今日の献立は、魚尽くしです。
　てっさにてっちり、皮の湯引き、カンパチの造りに南芦屋浜で釣って帰ったサヨリの昆布締めあたりが酒の肴になります。
　これらの料理を一通り終えて、ホッとしてところでもうひとつやり残していたことがありました。　この前、中国の海南島へ釣りに出かけたとき、一枚の魚拓をいただいて帰りました。　珍しいコバンアジの魚拓です。この魚はパーミットとも呼ばれ、最高のゲームフィッシュだといわれています。尾びれの大きさや切れ込みの形からして遊泳力のある魚だということがわかります。　この魚拓を今年中に表装しておきたいと思っていたのですが、魚料理に手を取られて忘れていました。午後４時、なんとか魚拓の表装を終えました。これで心おきなく新年を迎えることができます。
　みなさんも、よいお年をお迎えください。