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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

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これぞ究極の逸品、バリ島の塩

インドネシアのバリ島の住む友人が帰国しています。その彼から帰国するたびにいただくのが、バリ島の塩です。
 バリ島とロンポク島の間にあるロンポク海峡は、深海から一気に駆け上がる海底地形をしており、約2000年かけて地球を一周するといわれる海洋深層水が湧きあがってくる場所だそうです。御存じのように海洋深層水はミネラル分が豊富で、滋味、栄養に富むといわれています。
 バリ島の東岸、前方にベンタ島を望む漁師町、クサンバでは、砂浜に海水を撒き天日の力を借りて昔ながらの製法で塩を作っています。
 友人は、帰国する日が近づくとクサンバまで出かけ、塩を作っている業者から直接買った塩を、もう一度乾燥させながらゴミなどを取って小袋に詰め、日本へ持ち帰ってくるのです。その手間だけでも大変だし、結構重いものなので、気の毒に思って一度ネットでバリ島の塩を取り寄せたことがあるのですが、味は別物でした。
 以来、友人には気の毒ですが帰るたびの、その行為に甘えております。よほどミネラル分が豊富なのでしょうね、甘く感じるのは当然ですが、それ以外に海水に含まれる旨み成分がたっぷりなのです。
 釣って帰った魚を干物にするとき、塩加減を間違えるとすごく辛くなってしまいますね。でも、このバリ島の塩でやると少々塩をふり過ぎても辛くならないのです。むしろ旨みが増すような感じがします。この旨みは、天ぷらのつけ塩にしたとき、よ〜くわかります。
 友人は毎回、10kgを超える量を持ち帰って来るのですが、人気がある塩なのであっという間になくなってしまうそうです。そんなわけで、今回もありがたく頂きました。

コメント

2011-03-07 23:02:59|めぐふじ

今井さま
一度インドネシアの塩を買ったことあります。
からいのに甘い・・・そのままお酒のあてになりますね♪

2011-03-09 09:40:00|今井

 めぐふじ様

 辛いのに甘い、その言葉、よ〜く分かります。