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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

«暇つぶし 小浜の麦イカ»

まづめどき

  • これは朝まづめに写したものです

    これは朝まづめに写したものです

 まづめどきは、魚の活性が高くなって盛んにエサを食べる時間帯のこと。夜明けの前後は朝まづめ、日没の前後を夕まづめと呼びますが、少し釣りをかじったことがある人ならよくご存じの釣り用語です。
 しかし、まづめとかまづめどきという言葉は、眼を皿のようにして広辞苑を探してみても載っていません。この言葉の語源は、何なのでしょうか?。
 と思って必死で探してみたら、「まづめ」ではなく「まじめ」という言葉に行き当たりました。
 まじめ…(沈静の意。漁村語)黎明と朝、夕方と黄昏との境目をそれぞれ朝まじめ・夕まじめという。この時刻は深海の魚類も水面近く浮くので、好漁の潮時。まずめ。まずみ。まさめ。
 とありました。まじめといえば、真面目しか思いつかなかった自分が浅学でした。
       

コメント

2011-05-30 16:26:18|T

今井さま

そうなんです、「まじめ」なんです。
ですから私は「まづめ」ではなく、
同じサ行の「まずめ」の方を使っています。
まあ、広辞苑がすべてではないので、
どちらが正解とかの話ではないですが。。。
釣り雑誌でも、出版社によって「まずめ」「まづめ」、
どちらもありますね。

2011-05-30 16:48:11|歩く魚

今井さん

ご指摘されるまで知りませんでした。時に漢字で書けばどうなるのかと調べても出てきませんでしたし、、、。Tさんの仰る「ず」と「づ」の用い方も先例に従っていただけで「づ」でしたし、、、、ただ、勝手に漢字を充てるなら「間詰」。魚との間、、、距離を詰める、間合いを詰める、息を詰めると云う意味を込めて「間詰」いいかなとぼんやり思ったりしたこともありました。

2011-05-30 18:13:12|今井

 T様
 歩く魚様

 そうなんです、僕もどういう漢字を当てるのか調べたことあるのですが、結局、分かりませんでした。それで勝手に歩く魚さんと同じように、間詰めという字を連想していたのです。
 間詰めの場合は、つめるですから、「す」よりも「づ」の方がいいかなと思って、僕はずっとまづめで通してきましたが、ほんと、どれが正解かはわかりませんね。

2011-05-30 22:46:40|ビル

日本国語大辞典には以下のような記述があります。広辞苑とは違うようです。

〔名〕日の出、日没寸前の薄明るい状態。多く、釣りでいう。まずみ。太陽が水平線に近づき「間を詰める」から「まづ(ず)め」とする説がある。

2011-05-31 05:46:14|今井

 ビル様

 ありがとうございました。間を詰めるから、まづめとする説がある、ということなので、自分が考えていたことが、あながち間違いでないことに一安心しております。