先日、和歌山県の南部沖へアカイカ釣りに出かけたとき、漁火につられて?浮いてきたのが写真のタコです。
余り見かけたことがないので、帰って調べてみたらシマダコだとわかりました。分布は紀伊半島以南、小笠原や南西諸島のサンゴ礁域に多いタコで、体全体に白斑が散らばっていて、それが縞のように見えることからシマダコ呼ばれるようになったそうです。
沖縄県の西表島辺りでは、普通に見られるそうですが、紀伊半島では珍しいのでしょうね。ネットで調べていると、東京都島しょ農林水産総合センターに、平成13年1月、珍魚採集報告第2号として、シマダコが登録されています。
シマダコもそうですが、沖縄などのサンゴ礁域に住むタコの仲間は、タコ壺に入らないそうです。サンゴが発達した海では隠れる場所がいくらでもあるので、タコ壺の必要性を感じないから、といわれています。
シマダコは我々が暮らす近畿地方では、珍しいタコのひとつで、きっと食べたことがないといわれる方が多いと思うのですが、実はそうでもないんです。
ほとんどの日本人が知らずに食べているそうですが、インドネシアから輸入しているタコ焼き用のタコは、ほとんどがシマダコなんだそうです。でも、タコ焼きの種になってしまったら、マダコかシマダコか分かりませんよね〜え。
今井さま
シマダコは食べられましたか??
世界のタコの消費量のうち、日本人は7割を消費しているらしいですよ!
日本人、特に関西人はタコ好きなのでしょうか。
めぐふじ様
このシマダコは、食べられると思ったのか、船上へ上げると素早く水抜き穴から脱走してしまいました。
それにしても世界のタコの消費量の7割も日本人が消費してるって、すごいですね。タコ好きの僕も、その一端を担っているわけですね(爆)
シマダコで検索してたどり着きました。
これはサメハダテナガダコという毒をもったタコですので…
お気を付け下さい。(^_^)/
DK様
あれ、シマダコではなかったんですね。毒をもったタコなんですか、お知らせいただいてありがとうございます。もっとも、あまり美味しそうには見えなかったので、きっと食べなかったと思いますが…。(笑)