先日、和歌山県の印南沖で釣ったマダイを下ろしていると、乗っ込みの時期なのでそれは立派な白子が入っていました。真鯛の真子は大好物だから何度も食べたことがあるけれど、白子は一、二度しか食べたことがないかな?。
そこで、開いてみました。「男の料理」プラチナレシピ。
そこにあったのが真鯛の白子酢でした。僕はお酢系統の料理が大好きだから、これこれっと飛びついたわけです。
白子をさっと湯びいて、真鯛の骨から取ったダシに酢や醤油、スダチなどを加え味を調えたものに30分ほど漬けこめば完成です。
真鯛の白子は、少し硬めのプリンのような感触なのですが、表皮をかみ砕くと中からねっとりとしたホワイトソースのような液体が飛び出してきて歯にからみます。
まさに白子っといった食感で、味も意外に濃厚です。
だし汁は、飲めるぐらい薄味にしてあるので、これでは白子の濃厚さに負けてしまいそうな感じでした。そこで、一部をアルミホイルに乗せ焼いたものにポン酢をかけていただきましたが、僕的には、こちらの方が好きな味でした。
美味しかったけど、尿酸値が気になります。お痛ちゃんがやってこないか心配です。
私の父もビールの飲み過ぎでお痛ちゃんです。
風が吹いても痛い…、私たち女性には想像もつかない痛さです(^_^;)
それにしても真鯛の白子、美味しそうですね!
今井さま
僕も以前に一度だけお痛ちゃんがでましたが、「偽痛風」でした。
もう、ご存じだと思いますが、痛風は細胞内の核に存在するプリン体の摂取量が発作のきっかけです。簡単に言えば旨み成分ってやつですね。しかもこの成分は水溶性なので、出汁をとるとそれはまさに「プリン体抽出液」って感じになっちゃいます。ちなみにビールより蒸留酒(焼酎など)の方がまだまし・・・というのは蒸留酒の方が「細胞核」が少ないからです。今井さんの大好きな日本酒もNGですよっ!
なーんて、僕も知識がある割には「旨み成分の誘惑」に負けて、ビールとうるめイワシで晩酌するのが大好きなんですけどね・・・。
分かっちゃいるけどやめられない・・・ってやつです。
お互い養生して、もっと釣を楽しみたいですね。
めぐふじ様
OT職人様
僕は、痛風を誘発する悪魔のような食べ物の味を”魔味”と呼んでいるのですが、ビールと日本酒も含めて、内臓系の旨み成分の誘惑から逃れられません。ちょっとぐらいならいいだろう、とすぐ自分に甘くなってしまうのです。
ところでOT職人様、女性に痛風が少ないのは何故なんでしょうか、御存知なら教えてください。
今井名人、ほんまに美味しそうな白子ですね。
私は真鯛釣りはいつも串本カセに行ってるんですが、今シーズンは仕事多忙でまだ行けてません。ここは養殖生簀から逃げ出したのやら形が悪いからといって養殖業者が放流した海上釣堀で釣れる様な真鯛も多いですが、のっこみ時期は外洋から入ってくる綺麗な天然物も多くデカイ白子や真子を毎年楽しんでおります。あ〜早くゲキウマ白子食したいです。
今井さま
僕は医療人ですが専門家ではないので…ご参考までに・・・
痛風の原因には、プリン体の過剰摂取と体外への排泄力の低下があります。排泄力に影響するものとして糖尿病や高血圧症、動脈硬化症などがあります。つまり、肥満やタバコはNGってわけです。
一般に女性は、痛風の原因である尿酸の血液中の濃度(血清尿酸値)が男性より低いことが分かっています。これは女性ホルモンに腎臓からの尿酸の排泄を促す働きがあるからです。
だから、女性も女性ホルモンが減少する更年期(閉経後)には注意が必要と言われます。
カズ様
僕よりうんとお若いようですが、白子食べ過ぎてお痛ちゃんが来ないよう気をつけてくださいネ。
OT職人様
ありがとうございました。
女性も歳を取るとなるんですね。肝好きの家人もひょっとしたら…ですね。