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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

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タマムシ

 夏休みで帰省していた孫が、セミ取りのときに見つけたタマムシです。
 玩び過ぎたので手足は取れてしまいましたが、翅の美しさは失われていません。
 奈良・法隆寺の玉虫厨子を見たことがあります。飛鳥時代の7世紀の作品だといわれていますが、今でもタマムシの翅の美しさは失われていません。
 この翅は美しいだけでなく、まばゆいばかりの金属光沢が天敵である鳥を寄せ付けない効果もあるそうです。
 この虫の翅は光線の具合によって緑や紫などに変化してみえることから玉虫色という言葉が生まれましたが、いろいろに解釈できる曖昧な表現を玉虫色と言ったり、国会で与野党が攻防の末、お互いが少しずつ譲歩してひとつの法案を通すときに玉虫色の決着という使われ方をするようになりました。
 善しにつけ悪しきにつけ、注目されることが多い昆虫ですね。

コメント

2012-08-20 22:12:26|立つ兄

手が取れた。。。残酷すぎませんか?

2012-08-21 09:10:44|くま

私の幼いころでも玉虫は憧れの昆虫でした
カブト虫やクワガタはラジオ体操してたら
よく歩いてましたが、玉虫はとったことがなく、
それがベランダに5年前 亡くなってました
思わずビンに入れて、私の机の上にいますよ
輝きはいまも色あせてません
疑似餌にあの輝きを真似たらよく釣れそうかなと