和歌山県田辺沖の気象ブイで釣ってきたという戻りガツオとビンタ(キハダの子供)をいただきました。
カツオは、刺身でもいただきましたが定番通りに叩きにもしました。
一方のビンタは、刺身を少しと残りを”づけ”にしました。
いただいてから毎夜、食べ比べてみるのですが、どちらも血の味というか、鉄の味と表現すればいいのか、見に酸味を感じる魚なので、なかなか優劣がつけがたいのです。
戻りガツオは、2kg近くある上物でしたし、ビンタも小型でしたがよく脂が乗っていて、美味しかったのです。ズケにしたビンタの身を熱いご飯の上に並べて下ろしワサビを天盛りにし、熱いお茶を掛けていただくと、何杯でもお代わりしたくなります。
カツオもビンタもまだしばらく居ついているようなら、釣りに出かけてもう一度食べてみたいと思う味でした。ごちそうさまでした。
時間の経つのは早いもので「〜山ホトトギス〜」からもう半年。
あれやこれやのシーズン(旬)を待つ間は長く感じますが、楽しい一瞬ですねぇ。
再度自分にプレッシャー掛けて有意義な時間を過ごすよう、無駄を省く努力をしなければ思います。
日々、怠惰な時間が多過ぎるのを反省しております。
鮮度をたもつ手段が容易でない江戸は、カツオはどうして
食していたのでしょうか、その時代の調理や魚の料理への使い方が
気になりました。 秋刀魚もカツオも他の魚も江戸の庶民も食べてた
でしょうしね。
ミスター・オータムタイムさん
日々、怠惰な生活といわれれば、僕も耳が痛いです。
釣りに出かけているとき以外は、酒をあおり肴を食って、怠惰な時間を過ごしていることが多いと反省しておりますよ。
くまさん
江戸の古川柳にこんなのがあります
「まな板に 小判一枚 初ガツオ」
昔、相模湾で獲れたカツオは、昼夜走り続けて江戸へ運んだといわれています。だからこんな高値が付いたのでしょうね。
カツオのたたきは、土佐造りともいわれるように高知が発祥の地ですから、江戸では、たたきではなく造りで食べていたのでしょうかね?。