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柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺
秋を代表する正岡子規の名句ですね。
子規が松山から上京するときに立ち寄った法隆寺で、茶屋で休憩してるときに出された御所柿を食べていると、時を告げる鐘の音が聞こえてきたのを活写した句だといわれています。
ところがこの説にも異論があって、実際にこの句が詠まれたのは、奈良について東大寺近くの宿でくつろいでいるときに聞こえてきた鐘の音が印象深かったので、そこで詠まれた句では…というものです。
そんな愚にもつかぬことを思い浮かべながら、法輪寺から法隆寺の裏山を抜け、人が多い法隆寺は遠慮して夢殿と中宮寺を見学しスタート地点の法起寺へと戻りました。
子規が斑鳩の里を訪れたのも、ちょうど今頃だったのでしょうか、里山には富有柿がたわわに実り、花を咲かせ始めたススキの穂が爽やかな秋風に揺られていました。
斑鳩の里、三塔巡りは、ざっと５�劼曚匹離魁璽后�のんびり歩くには最適のコースですよ。
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とれとれの富有柿が４、５個で２００円は安い？
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里山の山裾にたわわに実る富有柿
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法輪寺の三重の塔。現在のものは昭和に再建されたものです
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聖徳太子が掘ったといわれる三井の井戸。法輪寺の近くにあります
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法隆寺の夢殿です
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こちらは皇族ゆかりの中宮寺
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おかめの暖簾が印象的な食事処、辻花
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古民家を改造した辻花の店内。焼きものがたくさん展示してありました
