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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

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てんのじ村の落語会

  • 手書きがいいよね。色ものだけ赤で書いてあるし…

    手書きがいいよね。色ものだけ赤で書いてあるし…

  • 桂米朝さんの色紙です

    桂米朝さんの色紙です

  • 桂枝雀さんの似顔絵もありました

    桂枝雀さんの似顔絵もありました

  • 小屋の中はこんな感じです。演者との距離が近いので臨場感があります。とても居眠りなどできませぬど(笑)

    小屋の中はこんな感じです。演者との距離が近いので臨場感があります。とても居眠りなどできませぬど(笑)

 地下鉄御堂筋線、動物園前駅のすぐそばにある落語の常設小屋「動楽亭」に行ってきました。

 桂米朝一門の桂ざこばさんが私財を投じ、生家を改造して作らせたというこの小屋は、なぜか道楽のどうが道ではなく動なんですよね。ざこばさんがいたら、ぜひ聞いてみたかったな。

 さてさて、動楽亭は50人も入ればほぼ一杯になるという大きさ。演者との距離が近く、さぞかし臨場感のある落語が楽しめるのではと期待しましたよ。

 トップバッターは、桂吉弥の弟子、桂弥太郎の「狸賽」。狸がサイコロに化けて大儲けするが最後の五の目でバレてしまうというお話。
 2番手は、桂雀太。酔っ払いの旦那と女房との絡みが絶妙な「替り目」。塩鯛さんの酔っ払いも大好きですが、雀太さんのも良かったな。僕が酔っ払いだからよくわかる?。
 3番手は、新作から古典まで器用にこなし、八面六臂で活躍中の笑福亭たま。貝塚市の出身で実家がビリヤード場をやっていたので、「たま」という芸名をつけたのだそうです。持ちネタが多いからか、この日の演目もお客さんからのリクエストに応えるというサービスぶり。
 盗人の噺、というリクエストに応えて選んだのが追い剥ぎをテーマにした「崇禅寺馬場」。この日もメリハリのある落語で笑いをとってはりました。
 中入り前に登場したのが桂梅団治。この日の演目は、左甚五郎が登場するお馴染みの「ねずみ」。舞台を奥州の仙台から梅団治の故郷である備前に移して、流暢な?岡山弁で熱演、しっとり聞かせてくれました。僕の親父が岡山出身で、岡山弁がよく分かったから余計に共感できたのかも知れませんね。

 中入りの後は、豊来家玉之助の太神楽(だいかぐら)。続いて、トリを務めたのは笑福亭学光。演目は、西行法師が和歌を詠みながら流浪したときのお話で、摂津名所図会にも登場する「西行鼓ケ滝」。
 熱演でしたが、最後の落ちで僕もふと我に返りました。

 とまあ、臨場感のある落語会でしたね。我が家からも近いし、時間も値段も手頃なので動楽亭のファンになりそうです。
 そして、動物園前といえば、僕が大好きな「すし寛」が動楽亭のすぐそばにあります。このまま帰るには、余りにももったいないと、一人でふらりと立ち寄り、ヒラメとヨコワのお造りに〆サバ、トコブシの炊いたんをアテに熱燗を三本飲んで、ほろ酔い機嫌で帰宅しました。
 このコース、めちゃはまりそうで怖い(爆)

コメント

2013-01-16 11:32:54|k-5610

ニワトリが先か卵が先か…、案外「すし寛」が先だったりして…。(笑)

2013-01-16 12:41:08|今井

 k−5610さん

 う〜ん。言われてみれば、一杯やってからの落語会というのも乙なもんだったりして…迷うなぁ。