彼岸花が咲き始めましたね。
彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。毎年、秋のお彼岸のころに咲き競うことから彼岸花とは、すごく分かりやすい呼び名ですね。
でも、こんな説もあるそうです。彼岸花の鱗茎には有毒なアルカロイドが多く含まれていて、これを食べると彼岸(あの世)へ行くといわれることから彼岸花と呼ばれるようになったというものです。まだ、彼岸へは行きたくないから、ここは素直に彼岸のころに咲く花と思っておきましょう。
日本中に広く分布していますが、中国からの帰化植物だといわれていて、その昔、稲と一緒に日本へ持ち込まれたという説が有力なんだそうです。
花言葉は、情熱、独立、再会、あきらめ。
2年ほど前に出かけた奈良県明日香村の稲淵地区は、彼岸花の里として有名です。棚田の周りに咲く彼岸花が雛段を飾る赤い毛氈のように見えて、それは見事なものでした。そんな風景を活写しようと大勢のカメラマンが押しかけていましたよ。
今年もそろそろ見ごろを迎えるので、久しぶりに出かけてみようかなと思ったりしています。
彼岸花は猛暑であろうが、冷夏であろうが、毎年決まったようにお彼岸前に咲き出しますね。 毎年彼岸花を見ると感心します。
桜のように温度に影響されるのが少ないのでしょうか。(日照時間なのでしょうね)
私の実家は河内長野なのですが、若い頃に、冬場に知り合いから、彼岸花の球根が湿布薬に良いのでとってきて欲しいと頼まれ、岩湧山の登山口あたりまで、花が咲いていた時期の記憶をたどりながら地面を掘って探したのを思い出します。
よっさん様
昔は湿布薬として足の裏の土踏まずに張っていたと聞いたことがあります。利尿作用があるとか…。いまでもやっている人がいるのでしょうかね?。