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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

«遥かに…ハルカス 散歩で出合った秋の花»

緑と茶、どっちが本物でしょう?

 台風に振り回されて、長い間、釣りに行っていないような気がします。いや、実際いっていないのです。(この反動で来週は倍返しどころか三倍返しで取材に出なければ…)
 で、散歩ばかりしているから面白い写真が撮れたりするのです。
 茶色のトノサマバッタを見つけました。そして、ふと疑問が…。
 バッタにはどうして緑色のと茶色のとがいるのでしょう?。皆さん知ってましたか?。
 暇だから調べてみましたよ。
 同じ種類のバッタでも、周りの環境によって体の色や形、行動や性格まで変わるのだそうです。バッタは、周りに仲間がいないときは緑色をしているのですが、大発生して周りに仲間がたくさんいるときは、茶色っぽい色になるそうです。
 緑色のバッタは、孤独相と呼ばれて1匹だけで生活し、おとなしくて用心深いんだそうです。茶色っぽいバッタは、群生相と呼ばれ仲間と集まって行動し、性格は攻撃的で荒々しいそうです。
 さて、緑色の孤独相と呼ばれるバッタが卵を産んだとします。その卵がかえって幼虫になったとき、周りに仲間がいないとそのバッタは緑色の孤独相になり、幼虫のとき周りに仲間がいると、孤独相と群生相の中間のバッタ、転移相と呼ばれるバッタになります。
 ここからがややこしいのですが、孤独相と群生相の中間のバッタ、転移相が卵を産んだとき、周りに仲間がいないと緑色の孤独相になります。周りに仲間がいると転移相になり、転移相の世代を何回か繰り返すと茶色っぽい群生相になります。
 転移相から群生相になったバッタも、仲間とはぐれたり、敵に食べられて数が少なくなると、緑色の孤独相になるそうです。
 バッタは、このようにややこしい繁殖の仕方をしますが、要は緑色のバッタは単独で生活している孤独で寂しがり屋、茶色っぽいのは集団生活をしているバッタだと思えばいいのです。はい、これで授業は終わります。理解できなかった人は、子供さんに聞いて下さい。大人よりよく知っているかもしれませんよ。(笑)
 

コメント

2013-10-30 05:50:34|くま

喜怒哀楽を外見で表現できるとは
昆虫の方が人間より進んでるようにも
思えます

2013-10-30 07:44:18|Mr.オータムタイム

  恐らくはすべてDNAに組み込まれていて、環境によってどの(設計図)ページが開くかが決まるのでしょう。

 アルコール分解酵素の設計図は無い人もいるようですが、持っていて良かったと思う昨今です。 


 

2013-10-31 06:28:06|今井

くまさん

 その通りかもしれません。人間はすぐに仮面をかぶりますから…。

2013-10-31 06:33:41|今井

 Mr.オータムタイムさん

 人間もDNA操作で、そんなことが出来るようになったら、いろんな人間が登場して面白くなるのかな?。
 それよりも、アルコール分解酵素の設計図を持っていて幸せだと感じています。親に感謝しなくては…。何しろ、酒なくして…の口ですから、これがないと生きてゆけますぬ。(笑)