関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

　タチウオが終わって、メバルが本格化するまでのつなぎにカワハギ釣りでも、という船長の思惑もあって、ひとつ試し釣りでもというので和歌山県の加太沖へと繰り出しました。エサは、浜市さんのアサリをたっぷり用意しました。




　タイラバ用のスカートで魅惑する特製のカワハギ仕掛けを、自称カワハギ名人からいただきました。これで、釣れたら僕も真似して作ろっと。♫




　スタートは、淡路島由良のさらに南、中津川の沖です。水深３０ｍほどのポイントを流し始めると、トントンと底を１０数回叩いたところで気持ちいいアタリ。早速、手のひら級が釣れてイケるやん、と小躍りしたのですが、それ以後、ウンともスンともいわなくて…。



　やってきたのが本命場所の田倉沖でした。別荘の分譲地沖を丹念に流していくと、さすがに本命場だけあってぽつぽつアタリがあります。アタリが途絶えると、水温が下がったのでもっと深場へ落ちたかのも知れないと、さらに沖へ船を走らせましたが、これが結果的には無駄骨でした。もう一度、別荘地沖の浅場へ戻って流すと、こちらの方がアタリが多かったのです。
　やる気がない、こんな白いカワハギも混じりましたが、これが一番の良型でした。


　試し釣りなので、あちこち場所を変わって探り歩いたので”つ抜け”はならずでしたが、お天気もよくて気持ちのいい一日でした。
　こんな嬉しいゲストも釣れましたよ。（といっても僕が釣ったんのではないけど）ホウボウってなんでも食べるんですね。ひょっとしたらアサリが大好物だったりして…。