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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

«まいど!動楽亭です 始まりは…ここ!?»

鬼退治♫無念の延期

 明日は、「関西のつり」に連載している、ゆられて候の取材で、阪本智子さんと一緒に和歌山県白浜町富田の袋港から出船して、富田沖で鬼退治の予定でした。
 鬼とは、もちろん鬼カサゴのこと。めったに呼んでもらえないけどイズカサゴという立派な標準和名を持った魚です。
 鬼カサゴという呼び名は、その形相が赤鬼を連想させるからでしょうか?。ところがその姿からは想像もできないほど透明感と歯ごたえのある身をしており、吟醸酒のように端麗と表現したくなる上品な甘さを備えた白身魚なんです。
 2日ほど寝かせた身を焼き霜造りにすると、それこそ「甘露、甘露」でございますよ。さらに、鬼のヒレを切り取って乾燥させたものを炙ってヒレ酒にすると、いくらでもお酒が飲めるという左党にとっては願ってもないお魚なのです。
 ところが2月に大雪を降らせた南岸低気圧がまた出来ちゃって、明日、発達しながら紀伊半島の沖を駆け抜けていく予定。したがって予報では、うねりを伴って波4m、激しい雨も予想されています。で、とりあえずは12日に延期ということになりました。
 せっかく楽しみにしていたのに…南岸低気圧のバカ野郎!と叫びたいですね。

コメント

2014-03-04 18:03:40|ゲルゲ

今年はちょっと天候がいたずらしすぎっす。
今週この調子だと出船は厳しいし、だいぶんヒマですね(笑)
うらめしやー。

2014-03-05 00:10:06|カズ

今井名人も天候には勝てませんよね。
私は先月たぶん同じ船かと思いますが無事に鬼退治出来ましたよ。
数、型こそ満足いくものではありませんでしたが、釣れればOKの魚ですから満足しました。今井名人も是非とも頑張って高級魚GETして下さいね。

ちなみにうちではアラは汁物に、身は刺身にして頂きました。それとその時釣れたユメカサゴは煮付けにしましたがこれがまた美味でした。

2014-03-05 10:14:43|今井

 ゲルゲさん

 ゲルゲさんもうらめしや〜ですか。商売に差し障りますね。来週後半の潮の大きいときに魚英さん所で小豆島のマダイに挑戦のつもりですか、釣れるかなあ。最近、鳴門もマダイからメバルに変わりつつありますね。17日の大漁をお祈りしています。

2014-03-05 10:20:24|今井

 カズさん

 来週の水曜日に再挑戦しますので、頑張ってきます。釣れるといいけどなぁ。
 ユメカサゴは、紀州では孫菜(まごさい)と呼んで珍重しますよ。美味しいうえに大きさが孫が食べるのにちょうどいいサイズだからと、聞いたことがあります。でも、ノドグロと呼ぶ高知では、孫どころか大人が食べても十分な大きさのものが釣れるすよね。そうなると孫ではなく、オヤジ菜かな(笑)。

2014-03-05 15:12:13|サチダ

富田沖の鬼は気まぐれなのでいい日に当たることを祈っております!
Y丸のH船長なら大丈夫ですよ・・・たぶん(笑)
1日違いで4日は絶好の釣り日和!なかなかうまくいきませんね〜最近の天気。

2014-03-06 06:40:21|今井

サチダさん

 ほんとにそうですね。泣く子とお天気には勝てません。4日に行けたら最高だったんですが、取材クルーの日程を調整するのが大変でね…。僕一人だったら、プイと飛び出せたのですが(笑)。