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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

«艱難辛苦の末に… ひとつテンヤの五目釣り»

珍味♪魔味♪凄味♪鱛なう

 僕は鱛(えそ)である。
 狗母魚と書かれることもある。
 顔がハ虫類を連想させるせいか、それとも釣れたキスを横取りする性癖があるためか、嫌われることが多い。


 和歌山県御坊市の南塩屋へ釣りにでかけたとき、マエソが釣れた。
 どうです、男前でしょう?。
 「こんな美味しい魚、どうして食べんのん」と言って船長が捌いてくれた。




 刺身に出来るのは、肛門から後ろの身。これを三枚に下ろし皮を引いて、身を縦切りにするのがポイント。
 醤油をたら〜りとタラしたら完成。





 最初は怖々手が伸びていたのだが、美味しいことが分かって、あっ!ちゅう間に無くなってしもた。(笑)
 鱛旨し。まさに魔味である。
 

コメント

2014-05-26 11:11:50|よっさん

エソは小骨が多いのでみんな釣っても持って帰らない人が多いのですが、私は好きですね。
かまぼこの材料になるだけあって、蛋白で旨みがあります。
以前、鍋に入れて食べたことがありますが美味しかったです。
さすがフィッシュイーターですね。

2014-05-27 09:09:27|今井

よっさん様


 雑賀の漁師がこよなく愛したという小型のエソの干物を淡路島の郡家丸の船長に頂いたことがあります。さっとあぶって酒の肴にしたのですが、まさに佳肴でした。滋味あふるるとでもいえばいいのでしょうか、素朴な旨みがなんとも言えませんでしたね。