中国のアモイへ釣りに出かけた折、お土産に老酒(らおちゅう)を1本買って帰りました。
老酒は、日本では紹興酒の呼び名でおなじみですが、これは昔から紹興がこのお酒の大産地だったために生まれた呼び名で、中国では老酒と呼ばれています。かつては娘酒とも呼ばれ、娘が生まれたときに甕に入れて仕込み、土中に埋めて熟成させ、娘が嫁ぐときに持たせたという習慣があったからです。
買って帰ったのは、紹興花彫酒で9年熟成した「古越龍山」。開栓してグラスに注ぐといい香りがします。軽く口に含んで舌の上で転がすと、古酒独特のまろやかな味が口いっぱいに広がります。のど越しも軽快で、端麗な日本酒のように切れがいいのです。
連れ合いも「おいしい」を連発しながらぐいぐいやるものだから、初日でボトルの半分以上がなくなってしまいました。
こんなにおいしいのなら、もっと買っておけばよかった…。
後悔先に立たずとはよくいったものですね。
老酒は、日本では紹興酒の呼び名でおなじみですが、これは昔から紹興がこのお酒の大産地だったために生まれた呼び名で、中国では老酒と呼ばれています。かつては娘酒とも呼ばれ、娘が生まれたときに甕に入れて仕込み、土中に埋めて熟成させ、娘が嫁ぐときに持たせたという習慣があったからです。
買って帰ったのは、紹興花彫酒で9年熟成した「古越龍山」。開栓してグラスに注ぐといい香りがします。軽く口に含んで舌の上で転がすと、古酒独特のまろやかな味が口いっぱいに広がります。のど越しも軽快で、端麗な日本酒のように切れがいいのです。
連れ合いも「おいしい」を連発しながらぐいぐいやるものだから、初日でボトルの半分以上がなくなってしまいました。
こんなにおいしいのなら、もっと買っておけばよかった…。
後悔先に立たずとはよくいったものですね。