関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

　２３日の午後から京都の由良川へ出かけました。インドネシアに住むアユ釣り好きの友人が、アユ釣りがしたいために帰国してきたからです。
　彼が住むのはバリ島の高原の街、ウブド。今は乾期で、朝夕は半袖では過ごせないほど涼しいそうです。
　ですから今年の日本の暑さには、まいっているそうで、インドネシアの方がずっと過ごしやすいと言っております。

　そんな彼と綾部市郊外の素敵な古民家に泊まらせていただきました。彼の奥さんのテニス仲間が、かつて田舎暮らしがしたくて借りていた古民家です。
　母屋のほかに離れが２棟、大きな庭があってさまざまな草花が植えられています。庭のあちこちに野蕗が生え、タラや山椒の木もあります。

　その日の夜は、無農薬栽培の万願寺トウガラシやカボチャ、ナスなど野菜を主とした美味しい料理をいただき、大いに盛り上がｌってつい飲み過ぎ、翌日、アユ釣りに出発したのは午前１０時過ぎでした。
　
　由良川の中流、山家にアユ釣りの名手で知られる、瀬野さんが居を構え、オトリ屋さんをやっています。
　ここでオトリを買って状況を聞いたのですが、山家周辺は、アユが土用隠れでよくないとのこと。今は福知山周辺がいいとわざわざポイントまで案内してくれたのですが…。
　
　川へ入るとぬるま湯のようで、オトリがすぐに弱ってしまいます。それに、前日の飲み過ぎがたたって、体力も集中力も欠如。これではアユは釣れませんよね。
　３時間ほどやって僕はなんとか１匹掛けましたが、アユ釣りのために帰国した友人は、顔を見れず見事討ち死に。
　次回の和歌山の河川にかけると申していおりました。

　釣りの写真がないのは、体力も気力も使い果たしたため？です。すいません。