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山口雅三&恵子の「夫婦(めおと)釣り善哉」

«田んぼのアトリエ 釣りブログコンテスト・・・結果発表!»

安曇川の鮎、アユ雑炊。

  • むふふ、まあまあ釣れました。

    むふふ、まあまあ釣れました。

  • アユ雑炊の始まりです

    アユ雑炊の始まりです

  • たくさん焼いていきます

    たくさん焼いていきます

  • 外でこうして焼いて食べると美味しいですよね

    外でこうして焼いて食べると美味しいですよね

  • 焼けた小ぶりの鮎はほぐしていきます

    焼けた小ぶりの鮎はほぐしていきます

  • かなりの量が必要です。硬いところは取り除きます

    かなりの量が必要です。硬いところは取り除きます

  • 酒井さんでやらせていただきました。酒井さんをどうぞよろしく

    酒井さんでやらせていただきました。酒井さんをどうぞよろしく

  • これが蓼酢。河原でよく見かける草です。すりつぶしてお酢と合わせます。

    これが蓼酢。河原でよく見かける草です。すりつぶしてお酢と合わせます。

  • 鮎の塩焼きと雑炊が完成しました。

    鮎の塩焼きと雑炊が完成しました。

  • こちら田阪さん。会員の中では一番釣られました。優勝です。乾杯。

    こちら田阪さん。会員の中では一番釣られました。優勝です。乾杯。

  • さかいではヤマメも販売しております。

    さかいではヤマメも販売しております。

  • 私もたくさんいただきました。美味しかったです。

    私もたくさんいただきました。美味しかったです。

安曇川の鮎、鮎雑炊

 

解禁翌日の安曇川。残念なことに上流部の道路が一部壊れていて、大量の砂が川に流れて行ったそうです。この夕方からは雨も降らず水はどんどん引いてくれたそうです。それと同時に濁りも取れてきて、私達が現地に着いた時には結構きれいな状態でした。

 

桑野橋のたもとにある「さかい」さんというオトリ屋さんで待ち合わせです。庭先では大きなアマゴ(朱点がなかったのであれはヤマメですね)をお土産用として販売してあります。結構人気で、通りすがりの方が購入して行きます。 

この日は天理清流会の大会の日。私はいつもお客さんで参加させていただいてます。そしておいしい鮎雑炊もここで覚えたものなのです。天理のウナギ屋さん「淡水」の御主人がいつもおいしい出汁を準備くださってます。

 

雑炊の楽しみは釣りから戻って検量してからです。それから準備です。

 

「さかい」で新鮮なおとりを購入して、川に向かうと「下流の瀬がいいよ」と親切に教えてくださいます。

 

入りやすそうなポイントは結構先客が居られて、迷いながら駐車場のある河原に停めて支度をします。そうすると同じような釣り人がよってきて、昨日の状況や釣り方、いろいろと情報を投げかけてくれます。知らない川ですからこういう情報は有難いです。

 

車の横で引き船にオトリを入れ、 

竿と引き船と持って川に向かいます。結局、車から200mくらい歩いてまずは最初の瀬。中州を境に両方に流れていますが、試しに流れのゆるい方に入れてみても、反応がありません。

目を凝らして泡のなかの石を見つめても、なんらそれらしき気配なし。

すぐさまポイント移動。更に100mほど移動していい場所がありましたが、先客さんが頑張っておられます。私が瀬肩、カミサンが滅多にしない急瀬の真ん中を釣り始めました。

カミサンはもともと緩い場所、またはチャラ瀬が好きで、ナイロンの泳がせが最も得意。ただ最近はあんまりいい釣果がなく、きっと瀬をやりましょうという言葉で決心がついたのでしょう。

 

そうこうしているうちに私が見ている前で釣りあげてくれました。おめでとう。

ただキャッチの時ちょっと方向がずれて、気の毒にも外れてしまいました。

 

しばらく人の釣りを眺めていました。そうしたら、私にとっては魅力の釣り場で釣っていた釣り人が移動していきました。

 

折角場所が空いたので、そこでやらせてもらうことに・・・。

瀬のど真ん中はきついので端から送りこみます。一つ目の石を通過するとき、ガツーンと来ました。

 

型もまあまあです。それから自分の釣りにはまってしまって、周りが見えなくなりました。

中には掛かってから上にグングン昇っていくものもいます。強烈ですね〜。将鱗鮎WHITE METL 0.05 気持ちよく入っていきます。

 

気がつけばもう11時。 12時には全員集合して鮎雑炊の準備をします。

早く行かねば。

 

車の中でカミサンも「うん今日はいつもより楽しかった」と。バラシもあったけど10匹ぐらいはあの急瀬で釣ったようです。

自分もバラシや根掛かりで、4つは無くしているけど、退屈はしない程度に楽しむことができました。みなが検量しているとき一緒に数を図りながら鮎雑炊用の鮎を進呈。24匹釣っていたので10匹は雑炊用に、14匹は夏のBBQのために冷凍用に持って帰りました。いっきに凍りで絞めて川の水と一緒にチャック付きの袋に入れ、雑炊の準備に取り掛かります。

安曇川の「さかい」の御主人は、「こんなパーティーは初めて、いいですね〜楽しくって」っと、やや興奮気味。

小鮎を焼いてほぐす班、型のいい鮎を串に刺す班、そして火を起こして焼く班。担当にそれぞれ分かれて、いよいよ鮎雑炊です・。

ヨード卵を20ヶ粗溶きして、コメと出汁が出あって柔らかくなった所にドバーっと掛けます。そこからは保温の蓋だけ。皆さんにふるまう際に刻み海苔をはらはら〜と。食べる際に少し「蓼酢」を入れます。

ここがみそです。

 

おいしい。本当においしい鮎の雑炊。今年何回できるやら。

とにかく鮎を釣らなければ始まりません。頑張って釣りに行きましょう。