山に彫られた石仏
三重県に釣りに行かれる方は、名阪国道を利用して関のジャンクションから伊勢道を使って行かれる方は多いでしょう。
名阪国道関ドライブインはいい目印になりますが、その関ドライブインの背後にこんもりとした山があります。
錫丈岳です。三重県芸濃町に位置しますが、その錫丈岳への登山道路がドライブインの裏手にある道を使って行くことができます。すぐ近くです。
前に一度「錫丈湖」をここで紹介したことがありましたが、その時パンフレットに目が行っていて、よらずじまいだった場所が「石山観音公園」です。
山がひとつの石でこんもりできており、その岩肌の見えたところに石仏を彫ってあるというものなのです。
その石仏は四十体余り描かれていて、道をたどって上がると、いたるところにあります。
町の喧騒を離れ深と静まり返った山の公園。公園というより「すごいところ」という感じ。立ち止まって思わず息をのむほど。岩に深く彫り込まれた観音様は圧巻。阿弥陀如来像を始め3体は県文化財だとか。
しばし静寂に包まれてみました。