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今日イチの大きさ、50�僖献礇好箸離泪瀬ぁＬ椶両紊離▲ぅ轡礇鼻爾�輝いていました |
神戸市の須磨浦海岸にある千守突堤から出船している乗合船、仙正丸にマダイとキスを狙って出かけました。
いろんな魚を食べてみたい僕は、マダイからキスへと釣りものを変えるリレー釣りが大好きです。（その代り道具を用意するのが大変ですが…）
この日も若船長の操船で明石海峡へと繰り出しました。朝の潮はマダイ釣りです。「今日は潮が緩いので3時間ぐらいはやれる」と若船長。
明石海峡のマダイ釣りは、紀北の加太と同じで疑餌で釣ります。この日はサバ皮がついたサビキ仕掛けを下ろしました。底を取ってからゆっくりリールを巻いて10ｍぐらいの範囲を探ります。もし、うまくタナがあってマダイが食ってきたら、最初は小さな前アタリが出ます。でも、アタリが出ても決してリールを巻く手を止めてはいけません。雷が鳴ってもリールのハンドルから手を離してはいけません。
血気に逸ってコツコツのアタリで合わせたりすると、まずハリに掛かりません。マダイはハイおさらばです。ですからひたすらリールを巻き続けます。そのうちコンコン〜ゴンゴンへ、そのあとグワ〜ンと締め込んできたらＯＫです。後は引きを楽しみながら取り込んでください。決してリールを巻く手を止めない、決して合わせない、この二つを守っていたら明石のタイは釣れます。
この日、海の神様は僕に３匹のタイをプレゼントしてくれました。そのあと須磨沖へ移ってキス釣りを楽しみ、午後２時前に帰港しました。マダイはお造りと昆布締め、あら炊き、キスは糸造りと酒干し、骨せんべいになりました。
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無事、タモに収まりました |
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これがそのマダイです。思わず口元がゆるんでしまいましたね |
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こんなイサギも食ってきました |
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お隣さんにも１匹目が釣れました |
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深場のキスは、型がよかったですよ |
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群れに当たるとダブルで食ってくることも… |
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サバの生寿司です。これで一人前ですから、あっという間になくなってしまいました |
ビッグフィッシングのレギュラーで、「まいど、安っさんです」でおなじみの安田明彦さんから、サバをプレゼントしていただきました。
マサバではなくゴマサバですが、今の時期に明石海峡や淡路島周辺で釣れるゴマサバは、イカナゴを腹いっぱいてべているせいか大メタボになって極上の味。味をしめた家内も釣って来てよと矢の催促でしたが、僕が出かけたときタコはよく釣れたのですがサバは不発、船内で１匹という貧果でした。そんな話を聞いていたので、今回、安田さんがプレゼントしてくれたのです。
で、今回のゴマサバは、釣ったその日にいただいたので、刺身と生寿司にしました。サバを三枚に下ろして皮を剥ごうとするのですが、脂で指が滑ってうまく剥けません。これは間違いなく旨い、と確信したのですが、それを証明するかのように、ワサビ醤油に身の端を浸すと、さっと脂が広がります。それを一気に口へ入れて、後は言葉を失いました。
生寿司は、もうちょっと塩で締めた方がよかったのかもしれませんが、口の中でとろけてしまうサバなんて、めったに食べられませんよ。今の時期しか楽しめない極上の味でした。安田さん、ありがとう。
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幽霊魚の異名をとるタチウオ。神出鬼没で釣り人を惑わせる |
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０と１とでは大違い！、この日の貴重な１匹 |
４日の夜、和歌山県の湯浅湾へタチウオ釣りに出かけました。船宿へ電話したとき、「状況が悪いから、あまり釣れんよ」と念を押されていたのですが、（ひょっとしたら、今日新しい群れが入っているかも、とか、潮の具合が良くなって入れ食いになるかも）と勝手に想像を膨らませるのが釣り人の常なのです。
日曜日の夜とあって、しかも、雨の予想が見事に外れて好天になったものだから、プロ、アマ合わせて１０隻近い船がポイントでひしめいています。
これを見た船長は、ぼそりと一言。「今日は、あかんな」と。船数が多いとどうしても釣果が落ちるのです。
それでもあきらめきれない僕は、午後６時過ぎから１０時半過ぎまで真剣に竿を出しました。アタリは３回ありました。２回は食い逃げされて３度目の正直でやっと１匹だけ取り込みました。７０�僂曚匹離織船Ε�でした。 この日は、いい人で２匹、ほとんどが１匹の釣果でボーズの人もいました。
毎日、海へ出て状況を把握している船長の言葉は、金言です。それに素直に従わなかった僕が悪いのです。新しい群れが入って、よく釣れ出したらまた来ます、と約束して帰路に就いたのでした。
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淡路島の育波漁港で見かけた潮流発電機 |
淡路島の丸山沖へキス釣りに出かけたとき、西浦の育波漁港でこんな物体を見かけました。
僕も最初は、何かわからなくて、しばし眺めていたのですが、ボディに書かれてあるＮＯＶＡ ＥＮＥＲＧＹの文字を見て、はたと思いつきました。
確か淡路島のどこかで潮流発電の実験を始めると新聞に出ていたからです。これがその装置なのかと改めてしげしげと観察してしまいました。
潮流発電とは、潮の干満によって生まれる流れのエネルギーを利用してタービンを回し発電するエコ・エネルギーの一つです。
この潮流発電装置を開発したのは、ベンチャー企業のノヴァエネルギー。潮の速い明石海峡の岩屋沖に設置し実験を始めるそうです。長さ6ｍ、直径３ｍのタービンを回し、１基で１０ｋｗの発電が可能だそうです。
今回の実験が成功すれば、瀬戸内海には潮の速い瀬戸がたくさんあるので、あちこちに設置できるのでは。ＣＯ2を減らすためにも、早く実用化できればいいですね。
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空が紅に染まり始めました。沖にタチウオ釣りの船が浮かんでいます |
和歌山県有田市湯浅町栖原の端崎は、和歌山県の朝日夕日百選に指定されている場所で、沖にあるカルモ島に夕日が沈む光景が美しいことで知られています。
ところが、この端崎にはもう一つの顔があります。それは釣りのポイントとしても知られており、いつも誰かが車を停めて竿を出しています。春と秋は美味しいアオリイカがよく釣れます。今の時期は小型のグレやアイゴでしょうか、車を停めて写真を撮っているときも４、5人は竿を出していました。
端崎は栖原へ釣りに来たとき必ず通る道すがらにあるのですが、早朝や昼間のことが多く、なかなか夕日を見ることができなかったのです。が、この日はタチウオの半夜釣りだったので、船上から沈む夕日を眺めていました。確かにきれいでしたが肝心のタチウオがあまり釣れませんでした。
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こんな表示があるので、すぐにわかります |
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標識の下に夕日の写真があります |
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端崎の昼間は、こんな感じ |
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夕日が沈むころになると、空が変身します |
- 今井浩次 プロフィール
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1944年兵庫県尼崎市生まれ。
週刊釣りサンデー元取締役編集局長。沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。
サンテレビ「ビッグフィッシング」の解説者。その他、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。
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