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このところの暖かさで硬かったつぼみが一斉にほころんだのでしょうか、朝見たときにはまだ咲いていなかったサクラが夕方には一斉に開花しているのです。
ウメよりは色濃く、モモよりは謙虚に、まるで恥じらうように淡い色を滲ませて楚々と咲き競うサクラは、やはり日本人の心根をそのまま色にあらわした花といえるのではないでしょうか。
花の命は短いといいます。こんなに艶やかなサクラも、一週間もすると散りしいてしまいます。その潔さがまた、日本人の琴線に触れるのかもしれません。
今年もきっと花見には出かけると思います。でも、いつもの年のようにははしゃいだ気分にはなれません。一人静かに花を愛でる、そんな花見になるのかもしれません。
つい先日、そんな花見にぴったりの場所を見つけました。河内国から紀州へと抜ける蔵王峠を越えたところにある堀越観音の境内とその周りに見事な枝垂桜があるのを知ったからです。
あのサクラが開花するころにもう一度来てみたい、そう思わせる見事な枝ぶりでした。
和泉山脈の三国山近くへ山菜摘みに出かけてみました。
まだ季節的にはちょっと早くて、好物のタラの芽やワラビ、ゼンマイは次回のお楽しみになりましたが、ウルイと呼ばれるオオバギボウシやノカンゾウの若芽を摘むことができました。
谷沿いの陰地にはたくさんのノブキがありましたが、まだ成長段階で摘めるのは5月に入ってからでしょうね。これからの楽しみにとっておきます。
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ノカンゾウの若芽です。クセがないのでお浸しや酢味噌和えが美味しいですよ |
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これがウルイと呼ばれるオオバギボウシの若芽。天ぷらやお浸しが美味しいですよ |
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山里の春は遅いですね、まだ蕗のとうがありました |
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これはノブキです。我が家では茎を摘んで帰って「きゃらぶき」にします |
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このテリと歯ごたえが釘煮の持ち味ですね。ついついお酒を飲み過ぎてしまいます |
阪神淡路大震災の後、各地に広まったといわれるのがイカナゴの釘煮ですね。
我が家でも毎年、家内が炊くのですが、今年はイカナゴの成長が遅くなかなか手頃なサイズのものが手に入らなかったのですが、ようやく解禁といったところです。
釘煮は小型ほど炊くのが難しいのと、僕はしっかり身が締まった歯ごたえのあるのが好きなので、いままでイカナゴが大きくなるのを待っていたのです。家内は、とりあえず1kgほど炊いたようですが、2人の娘に持ち帰らせたので、あと少ししか残っていません。もう一度炊こうかなあと思案しているようです。
イカナゴが大きくなり過ぎないうちに決断してちょうだいよ。
関西の釣りに連載中の「いりあと浩次のゆられて候」のロケで、永浜いりあさんと香川県の津田へ行ってきました。狙いは小豆島のさびきマダイです。
アナログ人間の僕は、こういう釣りが苦手です。まず第一にエサが付いていない、さらには誘っても合わしてもダメ、ひたすらリールを巻くだけ、という釣りですから、アタリがないと、つい(ほんまに釣れるんやろか?)と疑ってしまうのです。
それに、歳を取るにつれて集中力がなくなるというか、持続する時間が年々短くなっているような気がします。だから釣れない?。いやいや、いりあさんは、ちゃんと釣っています。その結末は、関西の釣り6月号で一挙公開、買ってくださいね〜え。
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ひねもす春の海、のたり、のたりかな |
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おや、アタリがあったのでしょうか? |
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そのようですね、タモがでましたよ |
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ちょっと小ぶりだったけど、マダイでした |
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昇る朝日がいいのか、沈む夕日がいいのか?。僕の好みは夕日かな |
日曜日に大阪の北港から出船して、須磨沖の沈船と神戸空港の護岸でメバルを狙いました。明石海峡大橋をバックにした夕景は、須磨沖から神戸空港沖へと移動するときに写したものです。
メバルはまずまず釣れました。また後日に詳しく報告しますが、この日はサビキ仕掛けがよかったですね。
そういえば、鳴門のメバルもサビキ釣り、小豆島沖のマダイもサビキ釣り、そして神戸空港沖のメバルもサビキ釣りと、このところサビキ釣りばかりしています。そろそろエサで
大メバルが狙いたくなってきました。
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- 今井浩次 プロフィール
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1944年兵庫県尼崎市生まれ。
週刊釣りサンデー元取締役編集局長。沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。
サンテレビ「ビッグフィッシング」の解説者。その他、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。
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