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120cm あれば、ドラゴンと呼んでいいかな？。でも、今年の大阪湾では、160�僂竜霏腑疋薀乾鵑�出ているそうです |
先週も今週も大阪湾へタッチーを狙って出船しましたが、小潮から長潮のいい潮回りになっても数が上向きません。
２ケタなんて夢のまた夢、７、８匹なら上等、５、６匹でまずまず、４、５匹で、まあこんなものかと納得する数字なのです。
悪いと分かっていても、もろもろの事情があって釣りに出かけなかればなりません。
先週は、須磨の仙正丸へ出かけました。千守突堤からの出船です。ここが現在のタチウオポイントにもっとも近い港かも知れません。
２０分ほどでポイントに到着し、一流し目が始まりました。
今日は釣れるかどうか、少し不安に思いつつ仕掛けを下ろします。
いきなりのアタリというのは、嬉しいものですね。
そして、いきなり冒頭の写真にあるタチウオが釣れてしまったのです。
仲乗りさんが計ってくれたのですが、１２０cmと聞いて嬉しくなりました。それまで僕が釣りあげた一番大きなメーターオーバーは、１１１�僂世辰燭�らです。
自己記録更新。
いきなりの手厚い歓迎に、今日はきっと大漁かも、とほくそ笑んだのですが、アタリが多かったのは朝の時合いだけで結局、尻すぼみ。釣果は５匹に終わりました。
昨日もドラゴンを求めて大阪湾に出ておりました。メーターオーバーが２匹釣れましたが自己記録の更新はならずでした。これは後日、あらためてご報告を…。
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苔むす大地と紅葉との色の取り合わせが絶妙でした。自宅にこんな庭があったら見飽きないだろうなあ |
所用があって京都へ出かけたついでに、紅葉を楽しんできました。
今年の紅葉は少し遅れたようですが、それが幸いしてちょうど見ごろを迎えた週末で、見事な紅葉は楽しめたのですが、平日にもかかわらず人の多さには閉口しました。
最初に訪ねたのが嵐山の嵐亭近くにある「宝厳院」です。
このお寺は、臨済宗の大本山、天竜寺の塔頭（たっちゅう）寺院のひとつで、広大な庭園は嵐山の紅葉の名所のひとつになっています。
多くを語るよりも、その美しさは写真が物語っております。
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大屋根にかかる紅葉した楓。いかにも日本的で、静謐な佇まいに思わずシャッターを切ってしまいました |
嵐山の紅葉巡りは、宝厳院からスタートしましたが、人波に押されるまま天龍寺へと移動していました。
天龍寺にも広大な庭園があり、楓の木がたくさん植えられています。そこで、拝観料500円也を払って庭を散策しました。本殿の後ろに迫る山を巧みに生かした庭園は、いかにも日本的で見ごたえがあります。
ただ、大変な人出なので、腰を落ちつけてという状況には程遠く、あたふたとお寺を後にしました。このあと、嵐山公園を散策しながら桂川へと出て、後ろ髪ひかれる思いで嵐山を後にしました。平日だから少しは人出がましかな、と考えた自分が甘かったようです。ハイシーズンは休日も平日も人だらけ？のようです。
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前回に須磨の仙正丸で釣ったドラゴンは１２０�僂△蠅泙靴燭�、今回は１１５�僂任靴� |
「関西のつり」１月号の取材で、永浜いりあさんと一緒に泉佐野の海新丸へ出かけました。永浜さんは、東京湾で何度もタチウオ釣りは経験していますが、大阪湾ほど大型がいないらしく、まだ、ドラゴンと呼べるサイズを釣りあげたことがありません。
ぜひ一度、ドラゴンが釣ってみたいというので、今回の企画が実現したのです。
須磨沖、水深７５ｍ。
ポイントを変えながら何度も流してみるのですが、アタリは間遠くタチウオの顔を見たのはわずか数人です。もちろん僕も永浜さんもまだボーズです。
これでは取材になりません。関つりの取材でボツったことがないのが僕の自慢でしたが、このジンクスももはやこれまでか、と思い始めたころに、ようやく時合いがやってきたのです。
食い上げのアタリで、まず９０�僖�ーバーをゲット。その勢いをかって２匹目を掛けたのですが、こいつが手ごわかった。何度も竿をのされそうになりながら水面まで巻き上げ思い切って抜きあげたら、１ｍを
はるかに超えるドラゴンでした。
そのときの、いりあさんのうらやましそうな顔が忘れられません。
さあ、これからという時合いがやってきたのに、午前便は竿納めの時間です。いりあさんは頑張ったけど、結局、ボーズに終わりました。
でも、これで諦めるような彼女ではありません。午後便でリベンジを果たすと公言して乗りこんだのです。そんな健気な彼女をほっておくわけにはいきません。僕も付き合うことにしました。
午後便も同じポイントを流します。ところが朝とはうって変って一流し目からアタリです。いりあさんもいきなり１ｍオーバーを取り込んでご機嫌です。
ところがスタートはよかったのですが、後半は再びアタリが間遠くなり、午後５時過ぎに終了しました。結果はいりあさんが４匹、僕は６匹釣るのがやっとでした。その代わりメーターオーバーが２匹いました。
いりあさんのドラゴンの夢は潰えましたが、１ｍちょっっとの小ドラゴンでも満足そうでした。
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いりあさんが釣っタッチーも１ｍを超えていました |
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海新丸の船長、宮下さんのどや顔です。これも１２０�儷瓩�ありました |
黒門「京」の玄関です。市場の中にあるのでうっかりすると見過ごすことも
忘年会の前に釣ったタチウオが、まず塩焼きで登場。腹身が美味しかったな
元気の源、生血をすすりましょうね
あい、心臓のお造りです。まだぴくぴくと動いておりました
生肝と卵の取り合わせです。肝はフォアグラより濃厚でしたね
各種内臓の湯引きポン酢です。歯ごたえがよかったな
野菜たっぷりの「まる鍋」です。スープの美味しかったこと…
そして、〆はもちろん、ぞうすい。濃縮された旨みがぎっしり詰まった”宝石箱みたい”
関西では、すっぽんを「まる」と呼びま
す。そのわけは、すっぽんの甲羅が丸い
からだそうです。で、「まる」を使った鍋料
理が「まる鍋」ですね。
「まる鍋」は、すっぽんを野菜だけで煮た
関西独特の鍋料理ですが、コラーゲンた
っぷりのこの料理は、女性にも人気があり
食べた翌日は、お肌がすべすべになりま
す。
そんな「まる鍋」を囲む忘年会が開かれ
ました。
「関西のつり」に連載している、いりあと
浩次の関西ゆられて候の撮影スタッフや
関係者が集まって、忘年会をやろうと話が
まとまったからです。もちろん永浜いりあさ
んも参加しました。
場所は、浪速の台所といわれる黒門市
場の中にあるフグとすっぽんの専門店、
黒門「京」です。
僕は、このお店は二度目ですが、すっぽ
んの美味しさを再認識させてくれたお店
のひとつです。
宴は、生ビールで乾杯でスタートしまし
た。コース料理ですからいろんなものが登
場します。
定番の生血を一気にすすると、心臓や
生肝、内臓の湯引きなどがほどよい間隔
で運ばれてきます。
そして、メーンディシュである「まる鍋」が
始まると、余りの美味しさに会話が止まり
ました。
魚でもなく、肉でもなく、すっぽん特有の
複雑怪奇、（いや怪奇ではないですね）雑
多なものが複雑に絡み合って生まれる濃
厚な旨みとでもいえばいいのでしょうか、
その旨みに圧倒されながらも、ついつい
手が出る美味しさなのです。
そして、〆はもちろん ぞ・う・す・い。
これなくして、何が「まる鍋」かという美味
しさでした。
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- 今井浩次 プロフィール
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1944年兵庫県尼崎市生まれ。
週刊釣りサンデー元取締役編集局長。沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。
サンテレビ「ビッグフィッシング」の解説者。その他、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。
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