関西最大級の釣り情報サイト「関西釣り百選」は大阪、京都、兵庫、和歌山、三重、福井の釣り情報をナビゲートしています!

関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

街中の名店、玉子焼きの「今中」

  • 注文を聞いてから、オーナー自らが焼いてくれます

    注文を聞いてから、オーナー自らが焼いてくれます

  • 5個ずつ4列、計20個で一人前、これに熱々の出汁がつきます

    5個ずつ4列、計20個で一人前、これに熱々の出汁がつきます

  • どうです、この色つや、思わず食べたくなったでしょう

    どうです、この色つや、思わず食べたくなったでしょう

 海苔の香りと潮の香りがないまぜになっ

て我の鼻孔を刺激する漁師町、明石の街

中に玉子焼きの名店「今中」があります。

 丸松乗合船の駐車場の眼の前、という

地の利の良さもあるのですが、ここへ来る

と無性に食べたくなるおふくろの味のよう

な存在なんです。

 たっぷりの卵で溶いた生地に茹でたタコ

のぶつ切りが1個。たったこれだけの素材

で口福感が味わえる食べ物って、そんな

にないですよね。

 猫舌の僕が…必死になって舌の上で玉

子焼きを転がしながら冷まし、ころ合いよ

しとかみ砕いた瞬間に口の中にあふれる

とろ〜り感がたまりません。

 これが上品なお出汁の味と絡まって、見

事なハーモニーを奏でてくれるのです。

 観光客は、まずいません。地元の人たち

が足しげく通う名店なのです。

 1人前で20個、御代金は600円。小腹

が空いたときに食べるのが最高です。

味にフェイント

 和歌山県湯浅町かるも島の磯で釣ってきたアオリイカを食べようと思って、はたと考えました。
 いつも造りばかりでは、余りにも脳がないなと思いいたって、何か変わった料理をと考えたのですが、普段からこまめに料理に精出しているわけではなく、余りにも引き出しが少ないために…ふと思いついたのが黄金焼きでした。
 イカの身に切れ目を入れ、卵の黄身を塗って焼くだけだから、大して手間ではないし、少しは味にフェイントが掛かるかなと思って試してみたのでした。
 結果は、可もなく不可もなく。だって目新しい料理ではないし、所詮、素人料理ですから、まあ、こんなもんでしょう、という出来栄えでした。
 強いて言えば、ビールとの相性はよかったですよ。

安息日

 僕は、ユダヤ教やキリスト教の信者ではないから、週末が安息日とは限らない。
 釣りを「なりわい」にしていることもあって
 僕の安息日は、海が荒れたときである。
 かつては、波高3mでも意外に平気だった。
 ところが最近、余りに揺れ過ぎると気分が悪くなる時がある。
 食べた物を戻すほどは酷くならないけれど
 胸がむかむかして、釣りに集中できないのだ。
 歳をとると、各器官が老化して感度が鈍くなり
 むしろ、船酔いしにくくなるのかと思ったのだけれど
 そうではなかった。
 最近は、波高3mが怖い。
 写真のような日は、釣りに出かけたくない。

今井がゆく今井町って、どんな町?

まるで江戸時代にタイムスリップしたような今井町の街並み

まるで江戸時代にタイムスリップしたような今井町の街並み

 奈良県橿原市今井町。
 同じ今井の姓なので、なんとなく親しみがわいて、かねてから一度行ってみたいと思っていた街でした。
 今井町は、江戸時代初期の伝統的建造物群保存地区に指定されており、称念寺を中心に寺内町として発展した往時の街並みが残る情緒のある町なのです。
 この貴重な街並みを守るために、いまも町内のあちこちで民家の修復が続jけられており、入り組んだ昔の細い道をたどると、まるで京都太秦の映画村のセットに迷い込んだかのような錯覚にとらわれます。
 細い道は、一直線ではありません。必ずどこかで屈折させてあって、遠くまでは見通せないようになっています。これは敵に侵入されたとき、弓矢や鉄砲の射通しが出来ないよう工夫されているのです。迷路ほどはひどくないけど、屈折させた道が、また独特のたたずまいを生んでいるのですね。
 とりあえずPART1で、その街並みを少し紹介しておきましょう。
 
 
  • ここからスタート。今井まちなみ交流センター華甍

    ここからスタート。今井まちなみ交流センター華甍

  •  整然とした街並みが続きます

     整然とした街並みが続きます

  • 散髪屋さん「る美」。こじゃれてます

    散髪屋さん「る美」。こじゃれてます

  • 街中にある蔵元「河合酒造」

    街中にある蔵元「河合酒造」

  • 河合酒造が作るお酒は「出世男」。これ飲むと出世できる?

    河合酒造が作るお酒は「出世男」。これ飲むと出世できる?

  • 美味しい新酒が出来ましたよ〜おと、軒につるす杉玉

    美味しい新酒が出来ましたよ〜おと、軒につるす杉玉

  • 歯医者さんです

    歯医者さんです

  • しゃれた建物は、琴三弦教室

    しゃれた建物は、琴三弦教室

  • レトロなポストも見つけました

    レトロなポストも見つけました

  • もちろんここは郵便局

    もちろんここは郵便局


街並み散策…橿原市今井町

  • 電話ボックスまでレトロ

    電話ボックスまでレトロ

  • 昔の街道の名残です

    昔の街道の名残です

  • 新蕎麦が食べたかったな

    新蕎麦が食べたかったな

  • 今井名物「はにわ饅頭」

    今井名物「はにわ饅頭」

  • 古い家並がずっと続きます

    古い家並がずっと続きます

  • 町の中心にある、まちや館

    町の中心にある、まちや館

  • まちや館の内部、おくどさんがあります

    まちや館の内部、おくどさんがあります

  • 帳台構え。敷居が一段高くなっている

    帳台構え。敷居が一段高くなっている

  • ポストカードの無人販売

    ポストカードの無人販売

  • 大半の古民家は実際に生活しています

    大半の古民家は実際に生活しています

 まつて「大和の金は今井に七分」といわれたほど繁盛したといわれるのが奈良県橿原市の今井町です。
 現在も500軒余りの民家が連なり、町全体が江戸時代の佇まいを残しています。
 一昔、いや300年以上も昔にタイムスリップしたような町へ一度出かけてみませんか?。また、新しい発見があるかもしれませんよ。

 1 | 2345  次のページ »