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「関西のつり」の取材で和歌山県の加太へタイ釣りに行ってきました。加太では、高仕掛けと呼ばれる長〜い胴突き仕掛けを使って流し釣りで狙いますが、よく釣れるときは別にして普段は座る場所によって釣果に大きく差がつくことがあります。
今回の釣りがまさにそれでした。潮表に入った阪本さんにはポンポンとアタリがあるのに、阪本さんの裏筋に入った僕にはアタリも皆目なし。終わってみれば、阪本さんが竿頭で7匹、僕はその半分以下の3匹で終わりました。そろそろ師匠は交代かな。(笑)
某月某日、久しぶりに動物園前にある寄席「動楽亭」へ。満員盛況で大きな笑い声に包まれて2時間ほどの公演があっという間に終了。
帰りは、例によって動物園前商店街にある「すし寛」へ。寄席の後ここへ寄らずに帰ると、何か忘れ物をしたようで…。
毎度のことながら刺身盛りからスタートして、僕も相方も好きなものを注文しながらお腹を満たしている最中、メニューの中にガッチョの唐揚げなるものを見つけ出し、早速注文しました。
その昔、ガッチョといえば泉南の名物でいくらでも取れたものです。キスの投げ釣りをしている時、キスよりもガッチョが邪魔をして先に食うし、体はヌルヌル、おまけに胸鰭に棘のようなものがあってタオルなどで掴んだりすると、そこに引っかかってなかなか取れない厄介者だったのです。
そんな厄介物ですが、味はキスよりも美味しいという人が圧倒的に多く、特に唐揚げは秀逸でビールのあてに最高でした。ところが生息環境が変わったのか、大阪湾でもガッチョが激減、投げ釣りでも昔ほど釣れなくなってしまったのです。
懐かしさのあまり思わず注文してしまったガッチョの唐揚げですが、昔と変わらない味に感激しました。この日一番の収穫だったかもしれません。
雨 よく降りますね。今週末は少し天気が持ち直しそうですが、その後はどうなることやら。
写真のような夕焼けが恋しくなりました。早く秋雨前線がなくなって、スカッとした青空が戻ってきてほしいものです。今週は、土曜日に若狭でマダイ?とマイカを狙う予定。二兎を追うもの…にならなければいいのですがね。
大阪湾のテンヤタチウオは、相変わらず貧果が続いています(僕だけかも)。ゆえに釣ったタチウオは、余すことなく食べつくしております。写真のタチウオの皮の串焼きもそのひとつ。
作り方は、しごく簡単。造りにするために引いた皮を活用します。あまり身を多く残さずに皮を引いた方がうまくいきます。引いた皮を竹串にくるくると巻き付けて、ぱらりと塩を振り、後は焼くだけ。焼いている最中に脂が滴り落ちるので、焦がさないよう焼いてください。スダチを絞って熱々をほおばりながらビールをグビリが最高です。
某月某日。某釣り雑誌の取材で大阪湾へ。狙うのはテンヤのタチウオ。前回も同じくタチウオの取材でそこそこ釣れたので、安心しきっての釣行。
しかし、油断大敵とはこのこと。アタリはあれども掛からない、掛からないの連続。おまけにせっかく掛けたのにバラシてしまうとか、外れてしまうとかの繰り返しで、終わってみれば釣れたのは、たったの…たったのイッピキ!!。どうにもこうにもなりませんの一日でした。
- 今井浩次 プロフィール
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1944年兵庫県尼崎市生まれ。
週刊釣りサンデー元取締役編集局長。沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。
サンテレビ「ビッグフィッシング」の解説者。その他、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。
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