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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

明石ダコ開幕

 我が家の冷蔵庫からタコの姿が無くなって久しい。
 魚にもまして、イカ、タコの軟体動物が大好きな僕だから、早く釣りに行きたくてうずうずしていたのだが、ようやくチャンスが巡ってきた。
 だが、当日は前日からの雨が降りやまず、寒い朝。
 やっぱりマダコ釣りは、カンカン照りで汗をかきながら釣るのが似合っているし、そんな日の方がよく釣れる。マダコは、水潮を最も嫌う生き物だからね。
 で、予想通り、雨が上がって薄日が差しだすまでマダコの乗りが悪かった。スタートは、小アジのエサで頑張ったけれど、イマイチ乗りが良くなかったので、タコの恋人というパールホワイトのワームをテンヤに付けて釣ったが、エサに負けないぐらい良く乗った。でも、船長いわく、今シーズンで最低の乗りの悪さだったとか。トモで釣っていた常連さんが竿頭で15匹。僕も頑張って11匹釣ったけれど、小型を3匹リリースしたのでお持ち帰りは8匹。型がまずまずよかったので、その夜のタコ料理も賑やか、十分に楽しめましたよ。

落とし込み発進

 今シーズン、スタートからボーズをくらったのが、和歌山県御坊市の関電沖の落とし込み。朝のうち、1回だけ竿が舞い込んであとちょっと、というところまでやり取りしたのだが、ハリ外れでバラシ。アタリはそれっきり、これっきりで見事、まるボーズだった。
 このままでは終われないと、その翌週に再び出かけたのだが、エサのイワシの掛かりにくさは相変わらず。それでも何とかエサを付けてメジロ2匹とマダイを1匹。あとは、儲けもんのスマガツオ(ヒラソウダ)が2匹釣れたが、これが脂の乗りが半端ではなく、この日釣った魚の中で、最高に美味しかった。
 これで何とかリベンジは果たしたのだが、唯一残念だったのは、カンパチが釣れなかったこと。やはり、釣れるまで行かずばなるまいね。(笑)

帰りによる店 御坊編

 和歌山県御坊市の中心街、湯川町にウナギの名店「川常」さんがあります。炭火を使って焼く関西風のウナギ屋さんで、蒲焼独特のふわとろ感がたまりません。昼時はいつも地元の人で賑わっているので、混雑する時間帯は避けた方がいいようです。
 ロマンシティーを東へ、紀州鉄道の踏切を渡ったらすぐ右手にあります。お昼の営業は午後2時までなので、釣り帰りによるのもいいですね。
  • うざくも美味しかった

    うざくも美味しかった

  • 肝焼きは、酒の肴にぴったり

    肝焼きは、酒の肴にぴったり


白浜沖の鬼退治

 「何か面白い釣りがしたいな〜あ」という、オール阪神さんの要望にお応えして、久しぶりに和歌山県白浜沖へ鬼カサゴ釣りに出かけました。過去に鬼退治に出かけたのは、いつだったか忘れるほど久しぶりの釣りでした。
 港から小一時間かけてポイントへ。風も波もなく絶好の釣り日和だったのですが、えてしてこんな日は潮が動かないことが多いのです。その予感が的中しました。でも、まったく釣れなかったわけではなく、全員が鬼カサゴをキープしたし、お土産になるほどは釣れたので、まずは良しとすべしですね。
 久しぶりの深場の釣り、面白かったです。また出かけたいですね。

明石ダコ三昧

 麦わらダコのシーズンですね。釣るのも食べるのも軟体動物大好き人間の僕には、待ちに待ったシーズンです。
 で、美味しいタコはやっぱり明石や〜あというので、2回ほど釣りに出かけました。初回は生憎、雨もよいの天気で、タコの乗りもしぶしぶ。何とかつ抜けの11タコでしたが、小型が多かった。
 2回目は、まったくのプライベート釣行で、楽しい仲間と競い合って14タコ。でも、エギ組にコテンパンにやられてしまいました。いつまでもテンヤ釣りに拘っていては、ダメなのかな〜あ。