関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

　11月7日、堺市立東文化会館のフラットホールで、米朝一門の落語会が開かれると聞いて出かけてみました。
　この落語会は「ちよだ南光亭」です。あたまの「ちよだ」というのは、大阪千代田短期大学観光コースの学生が授業の一環として開くためにつけられたもので、運営はすべて学生たちが行うそうです。
　南光亭は、もちろん米朝一門の桂南光さんのことです。当日は、桂吉の丞、桂宗助、桂しん吉のあと、南光さんがトリを務めるという演目になっていました。
　ホールキャパシティーは200人ほど。演者にも近く、落語会としてはちょうどいい大きさではないでしょうか。
　開演は午後１時半でした。前座を務める桂吉の丞がおなじみの「時うどん」を一席、宗助、しん吉と演目が進んで、トリを務める南光が「住吉駕籠」をひとくさり。この話は、酔っ払いと駕籠屋の掛けあいが面白かったですよ。