関西最大級の釣り情報サイト「関西釣り百選」は大阪、京都、兵庫、和歌山、三重、福井の釣り情報をナビゲートしています!

関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

«無念の撤退! さいぼし»

イサギにまで愛想つかされた?

  • 潮が動き出したとたんにアタリが…

    潮が動き出したとたんにアタリが…

  • トフのイサギは良型が多いのですが、食い渋った日は型も小さい?

    トフのイサギは良型が多いのですが、食い渋った日は型も小さい?

  • 釣果は5匹でしたが、ボーズよりはましか?

    釣果は5匹でしたが、ボーズよりはましか?

 和歌山県の印南沖から日ノ岬にかけて、ようやく水温が18度台まで回復。この季節にはおなじみのイサギの食いも上向いてきたと、いそいそと釣りに出かけました。
 ポイントは、日ノ岬沖のトフ。この日も10隻近い乗合船が集結していました。
 イサギを専門に狙う船は、アミエビ撒きの疑似バリで吹き流しの釣りですが、欲深い?僕らは、沖アミをエサに天秤ズボでイサギだけでなく、あわよくば大型のマダイもと考えたわけです。
 ポイントに到着したときは、緩い下り潮でした。船長はすぐに上り潮に変わるとよといっています。
 ところが、その潮がなかなか変わりません。下り潮になると水温が下がるためか、イサギに限らずほかの魚も食いがよくありません。この場所では絶対に上り潮なのです。
 午前9時を過ぎるころになって、ようやく上り潮が差し始めたとき、ばたばたっとイサギが釣れました。といっても3匹ほどですが…。
 そのあとは、また潮が動きません。潮が動かなければ魚も食いません。今日は、もうこれまでと半ば諦めかけて、置き竿にしたままトイレに行っている間にアタリがあって、上げてみるとイサギがダブルで食っていました。
 いろいろやっても食わないのに、置き竿で釣れるなんて…(ほったらかしが、ええみたいやな)とほかのお客さんから冷やかされました。
 結局この日は、期待した赤い魚は1匹も釣れずイサギが5匹でした。こんな日もあるんですね〜え。