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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

«ビールのようで、ビールでない…ホッピー 冠島の象の鼻»

試し釣りで…腕試されたア!?

 ある日の夕方
 僕の携帯が鳴った
 電話の主は、釣り仲間の近藤さん

 「海新丸の宮下船長が明日、タコの試し釣りに行くからけえへんかというてるで」
 「えっ、明日か?。明日いうたら木曜日やろ、俺ビッグの収録があるから無理やで」
 「そんなん大丈夫や。一日やるわけやないから。ちょちょっと行って釣れたら帰ってくるから、昼までの勝負や」

 そんな誘惑に負けて、泉佐野の食品埠頭まで出かけました。
 本ちゃんの釣りと違って試し釣りだから、出船もゆっくり。午前8時過ぎに岸壁を離れました。ポイントは、昔、淡路島行のフェリーが出ていた前島波止のすぐ前なので、10分とかかりません。
 宮下船長が舵を握り、近藤さんは手釣り、僕は竿釣りでスタートしました。
 流し初めは、風がなく潮も動かずで船が移動せず苦労したのですが、そのうち潮が動き始めていいコンディションになってきました。
 ここで自称、タコ名人の近藤さんが、まず1匹目を掛けます。これは1kg近い良型でした。でも、僕の竿にはアタリがありません。
 たまにグイっと重くなることがあるので、思い切り合わせたら、大きな海藻だったりで、なかなか本命が来ないのです。
 そんなこんなで、もたもたしている間にタコ名人の近藤さんが2匹目を掛けました。
 それを見た宮下船長が、近藤さんの道具を取り上げてタコ釣りを始めたのです。
 それでは、誰が舵を握っているのと心配になりますが、大丈夫です。三重県にある釣り堀「辦屋」のスタッフでもある近藤さんは、1級の船舶免許を持つ漁師?なのです。
 船長から釣り人へと変身した宮下さんは、さすがですね。
 1kgを超える大ダコを上げて”どや顔”です。
 それに引き換え僕は、ボボボの字が付く丸ボーズ。
 試し釣りに出かけて、僕の腕が試された惨めな一日でした。

 ps ”やおおてうまい”泉ダコが食べたかったから出かけたのですが、ボーズだったので諦めていたら、心根の優しい近藤さんが「持って帰りや」といって、タコを1匹くれました。ほんと御世辞抜きで美味しかった。タコの本場は明石だといいますが、泉ダコも味では決して負けていません。宮下船長、はよタコ釣り始めてください。今度こそ釣りあげて見せますから…。
  • 自称タコ名人の近藤さん、1匹目を上げてご機嫌

    自称タコ名人の近藤さん、1匹目を上げてご機嫌

  • 宮下船長の”どや顔”です。それにしても大きいな

    宮下船長の”どや顔”です。それにしても大きいな


コメント

2011-07-11 09:45:02|OT職人

今井さま

すいません。貰い頭=OT職人でした。
今回、アマダイは2尾でしたが、ハタ2尾、アジ&レンコ鯛などなど・・・たくさん釣れました。

2011-07-08 08:59:44|

今井さま

ぼぼぼぼぼ〜ず・・・悲しい響きですね。そんなときの仲間からの1尾・・・ほんと有難いものですね。でも、もらい続けると・・・僕ら釣り仲間のあいだでは「竿頭」ならず「貰い頭」と言われちゃいます(笑)。でも、仲間との釣行はいいもんですね。僕は明日、伊根町でアマダイ釣りです。貰い頭だけは避けたい!!

2011-07-08 11:45:32|今井

 ????様

 コメントいただいてありがとうございます。
 伊根へアマダイ釣りに行かれる方ですから、相当なベテランとお見受けしましたが…。
 以後、貰い頭にならないよう気をつけたいと思います。

2011-07-08 23:45:50|めぐふじ

今井さま

大阪出身の私としては泉ダコには明石のタコに負けないよう頑張ってもらいたいです!
タコは釣った・・・というより、泳いでいるのを発見して玉網ですくって食べたことがあるぐらいですが、あのヌルヌルをとるのにとても苦労しました。
でも味は抜群に美味しかったです♪

2011-07-09 09:06:51|今井

 めぐふじ様

 お久しぶりです。
 泉ダコ、美味しいですよね。たくさん釣れたときは、ヌルを取らずにそのまま冷凍して、食べるときに解凍すると、あら不思議や水で洗うだけで、あの厄介なヌルが取れてしまいますよ。一度お試しを。

2011-07-11 20:42:49|今井

 OT職人様

 豪華な食材がそろいましたね。アマダイとハタはどうして食べられたのか、興味津々です。ぜひ教えてください。